2012年8月27日月曜日

株式やFX、CFDのアストロロジー分析とは

株式やFX、CFDの分析手段には、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析、クオンツ分析、定量分析などがあります。そして、アストロロジー分析も株式やFX、CFDの分析手段の1つとして用いられています。

アストロロジーとは、日本語では占星術のことです。株式やFX、CFDのアストロロジー分析とは、占星術をもとにして相場を分析する手法のことで、アノマリーの1つです。

欧米ではアストロロジー分析をもとにシステムトレードを行うスーパースティシャスファンド(A Superstitious Fund)が発売されるなど、アストロロジー分析の研究が行われています。スーパースティシャスファンドはThe Superstitious Fund Projectの運用するファンドで、占星術の他に数秘術などから売買のタイミングを図り、FTSE 100などの自動取引を行っています。スーパースティシャスファンドについて、満月の日や13のつく日の相場は売られる傾向にあるといいます。

また、満月の日や新月の日に相場が活気づくとされるアノマリーも、アストロロジー分析の1つです。


上の図は、日経平均株価(日経225)のチャートに、満月の日と新月の日に線を引いたものです。満月の日が赤色の線、新月の日が黄色の線です。

上の図から、相場が前日よりも大きく乖離して推移したり、大きな陽線や陰線を描く局面がいくつか見られます。