株式分析のニックMネクストムーブとは、ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルズの2つのテクニカル指標によってトレンドを探し出すためのテクニカル指標です。
テクニカル指標のボリンジャーバンドの特徴として、トレンドの発生前にはもみ合いが続いてバンド幅が狭まることがあります。ニックMネクストムーブでは、もみ合いの続いている状態からトレンドの発生をケルトナーチャネルズによって探し出します。
上の図は、チャート画面にニックMネクストムーブを描画したものです。
ボリンジャーバンドの線は、ピンク色と水色の2本の線です。そして、ケルトナーチャネルズの線は、赤色と青色の2本の線です。
ニックMネクストムーブの描く線は、チャートの推移を滑らかにした線であることがわかります。そして、株価が上昇したり下降したりすると、ピンク色と水色の2本のボリンジャーバンドの線が膨らみます。上の図の黄色の四角で囲んだ部分です。
株価の上昇や下降が一段落して、横ばいに推移すると、ピンク色と水色の2本のボリンジャーバンドの線が赤色と青色の2本のケルトナーチャネルズの線の中へ納まります。上の図の青色の四角で囲んだ部分です。ここが次のトレンドへ向けてのもみ合いの続く状態になります。
もみ合いの状態から上昇トレンド、あるいは、下降トレンドが発生すると、ピンク色と水色の2本のボリンジャーバンドの線が赤色と青色の2本のケルトナーチャネルズの線の外側へ出ます。上の図の赤色の四角で囲んだ部分です。この時に株価が下降していれば、売りのエントリーポイントになります。そして、この時に株価が上昇していれば、買いのエントリーポイントになります。
2012年6月21日木曜日
株式分析のスローストキャスティクスとは
株式分析のスローストキャスティクス(Slow Stochastics)とは、現在の株価が過去の高値、安値と比較してどの位の水準にあるのかを調べ、売られすぎ、買われすぎを見極めるためのテクニカル指標のことです。
スローストキャスティクスの計算方法は次の通りです。
▼%Dの計算方法
%D=((当日の終値-過去n日間の最安値)のm日間の合計)÷((過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)のm日間の合計)×100
nは5日、9日、14日が良く使われます。また、mは3日が良く使われます。
▼スロー%D(SD)の計算方法
スロー%D=x日の%Dの単純移動平均
xは3日が良く使われます。
次の図は、チャート画面にスローストキャスティクスを描画したものです。
スローストキャスティクスでの売りのエントリーポイントは、%Dとスロー%Dが80%以上で、かつ、%Dがスロー%Dを上から下へ突き抜けた時です。上の図の緑色の丸で囲んだ部分です。
また、スローストキャスティクスでの買いのエントリーポイントは、%Dとスロー%Dが20%以下で、かつ、%Dがスロー%Dを下から上へ突き抜けた時です。上の図の青色の丸で囲んだ部分です。
また、上の図のように、株価が上昇していてスローストキャスティクスが横ばいで推移している状態、いわゆるダイバージェンスの状態は相場の転換点を表します。上の図では、上昇トレンドから下降トレンドへ転換することを暗示しています。
スローストキャスティクスの計算方法は次の通りです。
▼%Dの計算方法
%D=((当日の終値-過去n日間の最安値)のm日間の合計)÷((過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)のm日間の合計)×100
nは5日、9日、14日が良く使われます。また、mは3日が良く使われます。
▼スロー%D(SD)の計算方法
スロー%D=x日の%Dの単純移動平均
xは3日が良く使われます。
次の図は、チャート画面にスローストキャスティクスを描画したものです。
スローストキャスティクスでの売りのエントリーポイントは、%Dとスロー%Dが80%以上で、かつ、%Dがスロー%Dを上から下へ突き抜けた時です。上の図の緑色の丸で囲んだ部分です。
また、スローストキャスティクスでの買いのエントリーポイントは、%Dとスロー%Dが20%以下で、かつ、%Dがスロー%Dを下から上へ突き抜けた時です。上の図の青色の丸で囲んだ部分です。
また、上の図のように、株価が上昇していてスローストキャスティクスが横ばいで推移している状態、いわゆるダイバージェンスの状態は相場の転換点を表します。上の図では、上昇トレンドから下降トレンドへ転換することを暗示しています。
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株式の投資基準とされるPERとは
株式の投資基準とされるPERとは、株価収益率のことです。
PERは、次の計算式で求めることができます。
PER=株価÷EPS
EPSは、1株当たりの利益額のことで、「当期純利益÷発行済み株式数」で計算されます。
例えば、株価が500円でEPSが25円の場合には、PERは20倍になります。
PER=500円÷25円=20倍
次の表は、2012年6月20日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のPERの一覧です。
▼日経平均株価(日経225)採用銘柄のPERの一覧
次の図は、2012年6月20日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のPERと株価の散布図です。PERがマイナスの銘柄と株価が6000円以上の銘柄は除いています。
X軸が株価、Y軸がPERです。黒色の直線は線形近似曲線です。
上の図の線形近似曲線からPERはほぼ25倍であることがわかります。PERが25倍より高い銘柄は買われすぎであり、25倍より低い銘柄は売られすぎになります。これらの株をバリュー株といいます。
しかし、何らかの理由があって市場が反応していない可能性もあるので、他の方法で調査する必要があります。
PERは、次の計算式で求めることができます。
PER=株価÷EPS
EPSは、1株当たりの利益額のことで、「当期純利益÷発行済み株式数」で計算されます。
例えば、株価が500円でEPSが25円の場合には、PERは20倍になります。
PER=500円÷25円=20倍
次の表は、2012年6月20日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のPERの一覧です。
▼日経平均株価(日経225)採用銘柄のPERの一覧
コード | 銘柄 | PER |
---|---|---|
1332 | 日本水産 | 28.51 |
1334 | マルハニチロHD | 18.65 |
1605 | 国際石油開発帝石 | 8.65 |
1721 | コムシスHD | 15.95 |
1801 | 大成建設 | 191.35 |
1802 | 大林組 | 45.95 |
1803 | 清水建設 | 141.76 |
1812 | 鹿島建設 | 56.91 |
1925 | 大和ハウス工業 | 18.31 |
1928 | 積水ハウス | 16.43 |
1963 | 日揮 | 14.49 |
2002 | 日清製粉グループ本社 | 16.52 |
2269 | 明治HD | 37.45 |
2282 | 日本ハム | 18.51 |
2501 | サッポロHD | 31.06 |
2502 | アサヒグループHD | 14.19 |
2503 | キリンHD | 120.65 |
2531 | 宝HD | 25.31 |
2768 | 双日 | - |
2801 | キッコーマン | 21.92 |
2802 | 味の素 | 18.34 |
2871 | ニチレイ | 14.23 |
2914 | JT | 13.74 |
3086 | Jフロント リテイリング | 10.91 |
3099 | 三越伊勢丹HD | 5.50 |
3101 | 東洋紡績 | 20.50 |
3103 | ユニチカ | 17.87 |
3105 | 日清紡HD | 10.98 |
3110 | 日東紡績 | 32.82 |
3382 | セブン&アイ・HD | 15.81 |
3401 | 帝人 | 20.54 |
3402 | 東レ | 13.60 |
3405 | クラレ | 11.39 |
3407 | 旭化成 | 10.65 |
3436 | SUMCO | - |
3861 | 王子製紙 | 12.64 |
3864 | 三菱製紙 | 47.88 |
3865 | 北越紀州製紙 | 6.41 |
3893 | 日本製紙グループ本社 | - |
4004 | 昭和電工 | 14.10 |
4005 | 住友化学 | 73.98 |
4021 | 日産化学工業 | 11.30 |
4041 | 日本曹達 | 6.65 |
4042 | 東ソー | 13.78 |
4061 | 電気化学工業 | 12.19 |
4063 | 信越化学工業 | 18.48 |
4151 | 協和発酵キリン | 17.49 |
4183 | 三井化学 | - |
4188 | 三菱ケミカルHD | 14.55 |
4208 | 宇部興産 | 7.66 |
4272 | 日本化薬 | 9.93 |
4324 | 電通 | 19.06 |
4452 | 花王 | 20.85 |
4502 | 武田薬品工業 | 21.78 |
4503 | アステラス製薬 | 19.04 |
4506 | 大日本住友製薬 | 34.99 |
4507 | 塩野義製薬 | 12.65 |
4519 | 中外製薬 | 22.10 |
4523 | エーザイ | 16.24 |
4543 | テルモ | 23.96 |
4568 | 第一三共 | 86.44 |
4689 | ヤフー | - |
4704 | トレンドマイクロ | 17.05 |
4901 | 富士フイルムHD | 16.25 |
4902 | コニカミノルタHD | 15.94 |
4911 | 資生堂 | 33.01 |
5002 | 昭和シェル石油 | 8.05 |
5020 | JXHD | 5.87 |
5101 | 横浜ゴム | - |
5108 | ブリヂストン | 13.29 |
5201 | 旭硝子 | 6.83 |
5202 | 日本板硝子 | - |
5214 | 日本電気硝子 | 12.51 |
5232 | 住友大阪セメント | 27.85 |
5233 | 太平洋セメント | 24.02 |
5301 | 東海カーボン | 12.14 |
5332 | TOTO | 20.41 |
5333 | 日本碍子 | - |
5401 | 新日本製鐵 | 19.35 |
5405 | 住友金属工業 | - |
5406 | 神戸製鋼所 | - |
5407 | 日新製鋼 | - |
5411 | JFEHD | - |
5541 | 大平洋金属 | 54.98 |
5631 | 日本製鋼所 | 12.38 |
5701 | 日本軽金属 | 19.43 |
5706 | 三井金属鉱業 | 9.27 |
5707 | 東邦亜鉛 | 40.41 |
5711 | 三菱マテリアル | 31.00 |
5713 | 住友金属鉱山 | 8.06 |
5714 | DOWAHD | 13.52 |
5715 | 古河機械金属 | - |
5801 | 古河電気工業 | - |
5802 | 住友電気工業 | 12.80 |
5803 | フジクラ | - |
5901 | 東洋製罐 | - |
6103 | オークマ | 10.64 |
6113 | アマダ | 37.34 |
6301 | コマツ | 11.15 |
6302 | 住友重機械工業 | 10.61 |
6305 | 日立建機 | 13.99 |
6326 | クボタ | 14.07 |
6361 | 荏原製作所 | 42.92 |
6366 | 千代田化工建設 | 18.63 |
6367 | ダイキン工業 | 14.84 |
6471 | 日本精工 | 9.54 |
6472 | NTN | 22.45 |
6473 | ジェイテクト | 20.82 |
6479 | ミネベア | 21.56 |
6501 | 日立製作所 | 6.30 |
6502 | 東芝 | 16.95 |
6503 | 三菱電機 | 12.16 |
6504 | 富士電機 | 11.26 |
6506 | 安川電機 | 18.50 |
6508 | 明電舎 | 37.70 |
6674 | GSユアサコーポレーション | 12.74 |
6701 | 日本電気 | - |
6702 | 富士通 | 18.27 |
6703 | 沖電気工業 | 14.00 |
6752 | パナソニック | - |
6753 | シャープ | - |
6758 | ソニー | - |
6762 | TDK | - |
6767 | ミツミ電機 | - |
6770 | アルプス電気 | 25.46 |
6773 | パイオニア | 27.12 |
6841 | 横河電機 | 34.18 |
6857 | アドバンテスト | - |
6902 | デンソー | 22.41 |
6952 | カシオ計算機 | 51.00 |
6954 | ファナック | 18.27 |
6971 | 京セラ | - |
6976 | 太陽誘電 | - |
7003 | 三井造船 | 5.14 |
7004 | 日立造船 | 8.18 |
7011 | 三菱重工業 | 42.82 |
7012 | 川崎重工業 | 15.27 |
7013 | IHI | 10.21 |
7201 | 日産自動車 | 9.16 |
7202 | いすゞ自動車 | 7.65 |
7203 | トヨタ自動車 | 33.81 |
7205 | 日野自動車 | 19.09 |
7211 | 三菱自動車工業 | 18.06 |
7261 | マツダ | - |
7267 | 本田技研工業 | 21.95 |
7269 | スズキ | 16.92 |
7270 | 富士重工業 | 12.66 |
7731 | ニコン | 15.73 |
7733 | オリンパス | - |
7735 | 大日本スクリーン製造 | 30.35 |
7751 | キヤノン | 15.80 |
7752 | リコー | - |
7762 | シチズンHD | 19.61 |
7911 | 凸版印刷 | 104.19 |
7912 | 大日本印刷 | - |
7951 | ヤマハ | - |
8001 | 伊藤忠商事 | 4.29 |
8002 | 丸紅 | 5.19 |
8015 | 豊田通商 | 7.78 |
8031 | 三井物産 | 4.90 |
8035 | 東京エレクトロン | 18.26 |
8053 | 住友商事 | 5.48 |
8058 | 三菱商事 | 5.67 |
8233 | 髙島屋 | 17.60 |
8252 | 丸井グループ | 29.08 |
8253 | クレディセゾン | 30.30 |
8267 | イオン | 11.14 |
8270 | ユニー | 19.65 |
8303 | 新生銀行 | 36.78 |
8304 | あおぞら銀行 | 5.76 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャルグループ | 5.43 |
8308 | りそなHD | 3.18 |
8309 | 三井住友トラストHD | 5.73 |
8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 6.78 |
8331 | 千葉銀行 | 9.66 |
8332 | 横浜銀行 | 9.30 |
8354 | ふくおかフィナンシャルグループ | 8.89 |
8355 | 静岡銀行 | 13.97 |
8411 | みずほフィナンシャルグループ | 6.21 |
8601 | 大和証券グループ本社 | - |
8604 | 野村HD | 89.31 |
8628 | 松井証券 | 26.75 |
8630 | NKSJHD | - |
8725 | MS&ADインシュアランスグループHD | - |
8729 | ソニーフィナンシャルHD | 16.72 |
8750 | 第一生命保険 | - |
8766 | 東京海上HD | 247.31 |
8795 | T&DHD | 21.09 |
8801 | 三井不動産 | 25.06 |
8802 | 三菱地所 | 32.88 |
8803 | 平和不動産 | 16.99 |
8804 | 東京建物 | - |
8815 | 東急不動産 | 5.84 |
8830 | 住友不動産 | 16.25 |
9001 | 東武鉄道 | 26.15 |
9005 | 東京急行電鉄 | 12.20 |
9007 | 小田急電鉄 | 30.11 |
9008 | 京王電鉄 | 26.83 |
9009 | 京成電鉄 | 15.86 |
9020 | 東日本旅客鉄道 | 17.43 |
9021 | 西日本旅客鉄道 | 20.59 |
9022 | 東海旅客鉄道 | - |
9062 | 日本通運 | 12.15 |
9064 | ヤマトHD | 26.80 |
9101 | 日本郵船 | - |
9104 | 商船三井 | - |
9107 | 川崎汽船 | - |
9202 | 全日本空輸 | 20.59 |
9301 | 三菱倉庫 | 18.58 |
9412 | スカパーJSATHD | - |
9432 | NTT | 9.50 |
9433 | KDDI | - |
9437 | エヌ・ティ・ティ・ドコモ | - |
9501 | 東京電力 | - |
9502 | 中部電力 | - |
9503 | 関西電力 | - |
9531 | 東京ガス | 21.64 |
9532 | 大阪ガス | 14.51 |
9602 | 東宝 | 24.56 |
9613 | エヌ・ティ・ティ・データ | - |
9681 | 東京ドーム | 118.95 |
9735 | セコム | 21.40 |
9766 | コナミ | 10.91 |
9983 | ファーストリテイリング | 28.75 |
9984 | ソフトバンク | 9.17 |
次の図は、2012年6月20日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のPERと株価の散布図です。PERがマイナスの銘柄と株価が6000円以上の銘柄は除いています。
X軸が株価、Y軸がPERです。黒色の直線は線形近似曲線です。
上の図の線形近似曲線からPERはほぼ25倍であることがわかります。PERが25倍より高い銘柄は買われすぎであり、25倍より低い銘柄は売られすぎになります。これらの株をバリュー株といいます。
しかし、何らかの理由があって市場が反応していない可能性もあるので、他の方法で調査する必要があります。
株式の投資基準とされるEPSとは
株式の投資基準とされるEPSとは、1株あたりの利益額のことです。
EPSは、次の計算式で求めることができます。
EPS=当期純利益÷発行済み株式数
例えば、当期純利益が100億円で発行済み株式数が1億株の企業の場合には、EPSは100円になります。
EPS=100億円÷1億株=100円
EPSは配当力をはかる指標の1つで、EPSが年々増加傾向にあれば配当力の強い企業であるといわれます。投資家は、配当を受け取ることによって利益を得ることができるので、配当力の強い企業の株価は買われ、上昇する傾向にあります。
次の表は、2012年6月現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のEPSの一覧です。
▼日経平均株価(日経225)採用銘柄のEPSの一覧
次の図は、2012年6月現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のEPSと株価の散布図です。EPSがマイナスの銘柄と株価が6000円以上の銘柄は除いています。
X軸がEPS、Y軸が株価です。黒色の直線は線形近似曲線で、株価の高い銘柄ほどEPSが高いことがわかります。
上の図からEPSが高いにもかかわらず株価の比較的安値にある銘柄は、線形近似曲線より下側に位置する銘柄になります。これらの株をバリュー株といいます。
しかし、何らかの理由があって市場が反応していない可能性もあるので、他の方法で調査する必要があります。
EPSは、次の計算式で求めることができます。
EPS=当期純利益÷発行済み株式数
例えば、当期純利益が100億円で発行済み株式数が1億株の企業の場合には、EPSは100円になります。
EPS=100億円÷1億株=100円
EPSは配当力をはかる指標の1つで、EPSが年々増加傾向にあれば配当力の強い企業であるといわれます。投資家は、配当を受け取ることによって利益を得ることができるので、配当力の強い企業の株価は買われ、上昇する傾向にあります。
次の表は、2012年6月現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のEPSの一覧です。
▼日経平均株価(日経225)採用銘柄のEPSの一覧
コード | 銘柄 | EPS |
---|---|---|
1332 | 日本水産 | 7.26 |
1334 | マルハニチロHD | 6.38 |
1605 | 国際石油開発帝石 | 53137.93 |
1721 | コムシスHD | 55.5 |
1801 | 大成建設 | 1.04 |
1802 | 大林組 | 7.16 |
1803 | 清水建設 | 1.82 |
1812 | 鹿島建設 | 3.69 |
1925 | 大和ハウス工業 | 57.36 |
1928 | 積水ハウス | 42.9 |
1963 | 日揮 | 154.9 |
2002 | 日清製粉グループ本社 | 53.63 |
2269 | 明治HD | 92.38 |
2282 | 日本ハム | 54.79 |
2501 | サッポロHD | 8.08 |
2502 | アサヒグループHD | 118.36 |
2503 | キリンHD | 7.7 |
2531 | 宝HD | 19.32 |
2768 | 双日 | -2.92 |
2801 | キッコーマン | 43.8 |
2802 | 味の素 | 61.28 |
2871 | ニチレイ | 26.35 |
2914 | JT | 33700.97 |
3086 | Jフロント リテイリング | 35.57 |
3099 | 三越伊勢丹HD | 149.28 |
3101 | 東洋紡績 | 5.17 |
3103 | ユニチカ | 2.35 |
3105 | 日清紡HD | 53.83 |
3110 | 日東紡績 | 7.19 |
3382 | セブン&アイ・HD | 146.96 |
3401 | 帝人 | 12.17 |
3402 | 東レ | 39.41 |
3405 | クラレ | 90.35 |
3407 | 旭化成 | 39.89 |
3436 | SUMCO | -327.33 |
3861 | 王子製紙 | 22.46 |
3864 | 三菱製紙 | 1.65 |
3865 | 北越紀州製紙 | 62.7 |
3893 | 日本製紙グループ本社 | -359.9 |
4004 | 昭和電工 | 11.35 |
4005 | 住友化学 | 3.42 |
4021 | 日産化学工業 | 64.52 |
4041 | 日本曹達 | 46.31 |
4042 | 東ソー | 15.67 |
4061 | 電気化学工業 | 23.22 |
4063 | 信越化学工業 | 237.03 |
4151 | 協和発酵キリン | 45.16 |
4183 | 三井化学 | -1.01 |
4188 | 三菱ケミカルHD | 24.06 |
4208 | 宇部興産 | 22.85 |
4272 | 日本化薬 | 71.7 |
4324 | 電通 | 118.69 |
4452 | 花王 | 100.46 |
4502 | 武田薬品工業 | 157.29 |
4503 | アステラス製薬 | 169.38 |
4506 | 大日本住友製薬 | 21.72 |
4507 | 塩野義製薬 | 80.93 |
4519 | 中外製薬 | 64.75 |
4523 | エーザイ | 205.33 |
4543 | テルモ | 127.28 |
4568 | 第一三共 | 14.75 |
4689 | ヤフー | 1733.81 |
4704 | トレンドマイクロ | 131.23 |
4901 | 富士フイルムHD | 90.84 |
4902 | コニカミノルタHD | 38.52 |
4911 | 資生堂 | 36.47 |
5002 | 昭和シェル石油 | 61.36 |
5020 | JXHD | 68.6 |
5101 | 横浜ゴム | --- |
5108 | ブリヂストン | 131.56 |
5201 | 旭硝子 | 81.9 |
5202 | 日本板硝子 | -3.12 |
5214 | 日本電気硝子 | 39.02 |
5232 | 住友大阪セメント | 8.76 |
5233 | 太平洋セメント | 7.16 |
5301 | 東海カーボン | 28.66 |
5332 | TOTO | 27.1 |
5333 | 日本碍子 | -109.06 |
5401 | 新日本製鐵 | 9.3 |
5405 | 住友金属工業 | -11.61 |
5406 | 神戸製鋼所 | -4.74 |
5407 | 日新製鋼 | -5.39 |
5411 | JFEHD | -68.71 |
5541 | 大平洋金属 | 6.02 |
5631 | 日本製鋼所 | 33.93 |
5701 | 日本軽金属 | 5.25 |
5706 | 三井金属鉱業 | 20.18 |
5707 | 東邦亜鉛 | 7.4 |
5711 | 三菱マテリアル | 7.29 |
5713 | 住友金属鉱山 | 116.05 |
5714 | DOWAHD | 35.86 |
5715 | 古河機械金属 | -4.11 |
5801 | 古河電気工業 | -15.75 |
5802 | 住友電気工業 | 74.21 |
5803 | フジクラ | -17.28 |
5901 | 東洋製罐 | -15.93 |
6103 | オークマ | 50.77 |
6113 | アマダ | 12.16 |
6301 | コマツ | 173.47 |
6302 | 住友重機械工業 | 31.75 |
6305 | 日立建機 | 108.88 |
6326 | クボタ | 48.75 |
6361 | 荏原製作所 | 6.85 |
6366 | 千代田化工建設 | 55.44 |
6367 | ダイキン工業 | 141.37 |
6471 | 日本精工 | 52.75 |
6472 | NTN | 11.27 |
6473 | ジェイテクト | 38.91 |
6479 | ミネベア | 15.63 |
6501 | 日立製作所 | 76.81 |
6502 | 東芝 | 17.4 |
6503 | 三菱電機 | 52.2 |
6504 | 富士電機 | 16.52 |
6506 | 安川電機 | 33.51 |
6508 | 明電舎 | 7.4 |
6674 | GSユアサコーポレーション | 28.42 |
6701 | 日本電気 | -42.44 |
6702 | 富士通 | 20.64 |
6703 | 沖電気工業 | 9.14 |
6752 | パナソニック | -333.96 |
6753 | シャープ | -341.78 |
6758 | ソニー | -455.03 |
6762 | TDK | -19.06 |
6767 | ミツミ電機 | -324.01 |
6770 | アルプス電気 | 23.29 |
6773 | パイオニア | 11.43 |
6841 | 横河電機 | 23.11 |
6857 | アドバンテスト | -12.67 |
6902 | デンソー | 110.81 |
6952 | カシオ計算機 | 9.51 |
6954 | ファナック | 709.2 |
6971 | 京セラ | 432.58 |
6976 | 太陽誘電 | -183.7 |
7003 | 三井造船 | 21.59 |
7004 | 日立造船 | 11.74 |
7011 | 三菱重工業 | 7.31 |
7012 | 川崎重工業 | 13.95 |
7013 | IHI | 16.26 |
7201 | 日産自動車 | 81.67 |
7202 | いすゞ自動車 | 53.86 |
7203 | トヨタ自動車 | 90.21 |
7205 | 日野自動車 | 28.6 |
7211 | 三菱自動車工業 | 4.32 |
7261 | マツダ | -57.8 |
7267 | 本田技研工業 | 117.34 |
7269 | スズキ | 96.06 |
7270 | 富士重工業 | 49.27 |
7731 | ニコン | 149.57 |
7733 | オリンパス | -183.54 |
7735 | 大日本スクリーン製造 | 19.54 |
7751 | キヤノン | 204.49 |
7752 | リコー | -61.42 |
7762 | シチズンHD | 23.76 |
7911 | 凸版印刷 | 4.77 |
7912 | 大日本印刷 | -25.39 |
7951 | ヤマハ | -151.73 |
8001 | 伊藤忠商事 | 190.13 |
8002 | 丸紅 | 99.13 |
8015 | 豊田通商 | 189.34 |
8031 | 三井物産 | 238.1 |
8035 | 東京エレクトロン | 205.04 |
8053 | 住友商事 | 200.52 |
8058 | 三菱商事 | 275.83 |
8233 | 髙島屋 | 33.02 |
8252 | 丸井グループ | 19.19 |
8253 | クレディセゾン | 51.48 |
8267 | イオン | 87.23 |
8270 | ユニー | 42.14 |
8303 | 新生銀行 | 2.42 |
8304 | あおぞら銀行 | 29.51 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャルグループ | 68.09 |
8308 | りそなHD | 96.56 |
8309 | 三井住友トラストHD | 38.54 |
8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 374.26 |
8331 | 千葉銀行 | 46.47 |
8332 | 横浜銀行 | 37.84 |
8354 | ふくおかフィナンシャルグループ | 32.62 |
8355 | 静岡銀行 | 56.28 |
8411 | みずほフィナンシャルグループ | 20.62 |
8601 | 大和証券グループ本社 | -23.41 |
8604 | 野村HD | 3.18 |
8628 | 松井証券 | 16.6 |
8630 | NKSJHD | -222.3 |
8725 | MS&ADインシュアランスグループHD | -272.49 |
8729 | ソニーフィナンシャルHD | 75.43 |
8750 | 第一生命保険 | 2061.78 |
8766 | 東京海上HD | 7.82 |
8795 | T&DHD | 39.41 |
8801 | 三井不動産 | 57.07 |
8802 | 三菱地所 | 40.72 |
8803 | 平和不動産 | 10.3 |
8804 | 東京建物 | -166.67 |
8815 | 東急不動産 | 64.4 |
8830 | 住友不動産 | 112.28 |
9001 | 東武鉄道 | 14.99 |
9005 | 東京急行電鉄 | 28.68 |
9007 | 小田急電鉄 | 24.71 |
9008 | 京王電鉄 | 20.35 |
9009 | 京成電鉄 | 39.79 |
9020 | 東日本旅客鉄道 | 274.89 |
9021 | 西日本旅客鉄道 | 152.29 |
9022 | 東海旅客鉄道 | 67470.45 |
9062 | 日本通運 | 25.85 |
9064 | ヤマトHD | 46 |
9101 | 日本郵船 | -42.92 |
9104 | 商船三井 | -21.76 |
9107 | 川崎汽船 | -54.14 |
9202 | 全日本空輸 | 11.22 |
9301 | 三菱倉庫 | 43.16 |
9412 | スカパーJSATHD | 2546.26 |
9432 | NTT | 366.67 |
9433 | KDDI | 58115.98 |
9437 | エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 11187.34 |
9501 | 東京電力 | -487.76 |
9502 | 中部電力 | -121.67 |
9503 | 関西電力 | -271.12 |
9531 | 東京ガス | 17.7 |
9532 | 大阪ガス | 21.71 |
9602 | 東宝 | 53.01 |
9613 | エヌ・ティ・ティ・データ | 10854.36 |
9681 | 東京ドーム | 1.9 |
9735 | セコム | 162.63 |
9766 | コナミ | 166.23 |
9983 | ファーストリテイリング | 533.93 |
9984 | ソフトバンク | 285.78 |
次の図は、2012年6月現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のEPSと株価の散布図です。EPSがマイナスの銘柄と株価が6000円以上の銘柄は除いています。
X軸がEPS、Y軸が株価です。黒色の直線は線形近似曲線で、株価の高い銘柄ほどEPSが高いことがわかります。
上の図からEPSが高いにもかかわらず株価の比較的安値にある銘柄は、線形近似曲線より下側に位置する銘柄になります。これらの株をバリュー株といいます。
しかし、何らかの理由があって市場が反応していない可能性もあるので、他の方法で調査する必要があります。
株式分析のゴールデンクロス、デッドクロスをエクセルで表示するには
株式分析のゴールデンクロス、デッドクロスをエクセルで表示する方法を紹介します。
ゴールデンクロスとは、短期の株価移動平均線が、長期の株価移動平均線を下から上に突き抜けることです。また、デッドクロスとは、短期の株価移動平均線が、長期の株価移動平均線を上から下に突き抜けることです。
株式分析のゴールデンクロス、デッドクロスをエクセルで表示する手順は、まず、短期と長期の株価移動平均の値を算出します。次に、ゴールデンクロス、あるいは、デッドクロスの判定をします。
エクセルのシートに、日付、始値、高値、安値、終値の列を作成します。この列にゴールデンクロス、デッドクロスを表示したい銘柄のデータを入力します。
次に、短期と長期の株価移動平均の値を入力するセル、ゴールデンクロス、デッドクロスの結果を表示する列を作成します。
Gの列に、短期の株価移動平均の値を計算して表示します。G2には、
=IF(ROW(G2)-1<$H$1,"",AVERAGE(OFFSET(E2,0,0,-$H$1,1))) と入力します。
そして、Iの列に、長期の株価移動平均の値を計算して表示します。I2には、
=IF(ROW(I2)-1<$J$1,"",AVERAGE(OFFSET(E2,0,0,-$J$1,1))) と入力します。
G2からI2までを選択した状態で株価データのある行までフィルハンドルのドラッグを行い、関数をコピーします。
次に、Kの列に、ゴールデンクロス、デッドクロスの結果を表示する関数を入力します。K3には、
=IF(AND(G3>0,I3>0),IF(AND(G2I3),"ゴールデンクロス",IF(AND(G2>I2,G3
K3を選択した状態で株価データのある行までフィルハンドルのドラッグを行い、関数をコピーします。
ゴールデンクロス、デッドクロスが見つかるとその行にゴールデンクロス、デッドクロスの表示をします。
なお、短期と長期の数値は自由に変更できます。ただし、短期の数値は長期の数値よりも小さい数値を指定してください。
ゴールデンクロスとは、短期の株価移動平均線が、長期の株価移動平均線を下から上に突き抜けることです。また、デッドクロスとは、短期の株価移動平均線が、長期の株価移動平均線を上から下に突き抜けることです。
株式分析のゴールデンクロス、デッドクロスをエクセルで表示する手順は、まず、短期と長期の株価移動平均の値を算出します。次に、ゴールデンクロス、あるいは、デッドクロスの判定をします。
エクセルのシートに、日付、始値、高値、安値、終値の列を作成します。この列にゴールデンクロス、デッドクロスを表示したい銘柄のデータを入力します。
次に、短期と長期の株価移動平均の値を入力するセル、ゴールデンクロス、デッドクロスの結果を表示する列を作成します。
Gの列に、短期の株価移動平均の値を計算して表示します。G2には、
=IF(ROW(G2)-1<$H$1,"",AVERAGE(OFFSET(E2,0,0,-$H$1,1))) と入力します。
そして、Iの列に、長期の株価移動平均の値を計算して表示します。I2には、
=IF(ROW(I2)-1<$J$1,"",AVERAGE(OFFSET(E2,0,0,-$J$1,1))) と入力します。
G2からI2までを選択した状態で株価データのある行までフィルハンドルのドラッグを行い、関数をコピーします。
次に、Kの列に、ゴールデンクロス、デッドクロスの結果を表示する関数を入力します。K3には、
=IF(AND(G3>0,I3>0),IF(AND(G2
K3を選択した状態で株価データのある行までフィルハンドルのドラッグを行い、関数をコピーします。
ゴールデンクロス、デッドクロスが見つかるとその行にゴールデンクロス、デッドクロスの表示をします。
なお、短期と長期の数値は自由に変更できます。ただし、短期の数値は長期の数値よりも小さい数値を指定してください。
株式分析の平均足をエクセルで表示するには
株式分析の平均足をエクセルで表示する方法を紹介します。
株式分析の平均足は、始値、高値、安値、終値の4本値をもとに、新たな4本値を計算してローソク足として表示したものです。
平均足の計算方法は次の通りです。
まず、下の図のように、エクセルのシートのセルに、出来高、日付、始値、高値、安値、終値の列を作成し、各列にデータを入力していきます。行の上が古い日付になるように入力します。日付は、「2012年6月1日」や「2012/06/01」など自由に入力してください。また、株価や出来高の「,」の桁区切りはあってもなくても構いません。
次に、4本値の右側の列に、平均足の値の列を作成します。始値の1日目のセルH3には「=AVERAGE(B:E2)」と入力します。
そして、その右側の高値の列には「=C3」と入力して、安値の列には「=D3」と入力します。終値の列は「=AVERAGE(B3:E3)」と入力します。I列からK列まで入力が済んだら、I3からK3までを選択した状態でK21までフィルハンドルのドラッグを行います。
始値の2日目のセルH4には「=AVERAGE(H3,K3)」と入力します。そして、H4を選択した状態でH21までフィルハンドルのドラッグを行います。
シートの右側に、平均足の4本値のデータが表示されました。
マウスでG1からK21までを選択した状態で、「挿入」から「グラフ」を選び、グラフの挿入画面を表示します。グラフの一覧の中から「株価」を選び、「株価チャート(始値-高値-安値-終値)」を選んでOKのボタンをクリックします。
株価のチャート画面が表示されました。しかし、ローソク足が小さく表示されて見づらいため、Y軸の範囲を調整したり、ローソク足の陰線と陽線の表示形式を修正します。
下の図は、左側に通常の4本値によるローソク足のグラフ、右側に平均足のグラフを描画したものです。
株式分析の平均足は、始値、高値、安値、終値の4本値をもとに、新たな4本値を計算してローソク足として表示したものです。
平均足の計算方法は次の通りです。
- 始値
- (前日の平均足の始値+前日の平均足の終値)÷2
- ただし、1日目は(前日の始値+前日の高値+前日の安値+前日の終値)÷4
- 高値
- 当日の高値
- 安値
- 当日の安値
- 終値
- (当日の始値+当日の高値+当日の安値+当日の終値)÷4
まず、下の図のように、エクセルのシートのセルに、出来高、日付、始値、高値、安値、終値の列を作成し、各列にデータを入力していきます。行の上が古い日付になるように入力します。日付は、「2012年6月1日」や「2012/06/01」など自由に入力してください。また、株価や出来高の「,」の桁区切りはあってもなくても構いません。
次に、4本値の右側の列に、平均足の値の列を作成します。始値の1日目のセルH3には「=AVERAGE(B:E2)」と入力します。
そして、その右側の高値の列には「=C3」と入力して、安値の列には「=D3」と入力します。終値の列は「=AVERAGE(B3:E3)」と入力します。I列からK列まで入力が済んだら、I3からK3までを選択した状態でK21までフィルハンドルのドラッグを行います。
始値の2日目のセルH4には「=AVERAGE(H3,K3)」と入力します。そして、H4を選択した状態でH21までフィルハンドルのドラッグを行います。
シートの右側に、平均足の4本値のデータが表示されました。
マウスでG1からK21までを選択した状態で、「挿入」から「グラフ」を選び、グラフの挿入画面を表示します。グラフの一覧の中から「株価」を選び、「株価チャート(始値-高値-安値-終値)」を選んでOKのボタンをクリックします。
株価のチャート画面が表示されました。しかし、ローソク足が小さく表示されて見づらいため、Y軸の範囲を調整したり、ローソク足の陰線と陽線の表示形式を修正します。
下の図は、左側に通常の4本値によるローソク足のグラフ、右側に平均足のグラフを描画したものです。
株式分析のバリアブルボラティリティストップとは
株式分析のバリアブルボラティリティストップ(Variable Volatility Stop)とは、終値をトレーリングするボラティリティストップを表示するテクニカル指標です。バリアブルボラティリティストップでは、相場のトレンドを調べる時に用いられます。
バリアブルボラティリティストップの計算方法は、売りの場合は、最安終値からn倍したATRを足した価格でのストップを指します。また、買いの場合は、最高高値からn倍したATRを引いた価格でのストップを表します。
ATRは、アベレージトゥルーレンジ(Average True Range)はボラティリティを計るテクニカル指標のことで、次の計算式で求めることができます。
ATR=True Rangeのn日間のEMA(指数平滑移動平均線)
True Rangeは、
上の図は、チャート画面にバリアブルボラティリティストップを描画したものです。バリアブルボラティリティストップは、描画はパラボリックSARと似た描画方法です。
バリアブルボラティリティストップでの買いのエントリーポイントは、チャート画面に表示されるバリアブルボラティリティストップの点の色が青色から赤色に変わった時になります。上の図の緑色の丸で囲んだ部分になります。
また、バリアブルボラティリティストップでの売りのエントリーポイントは、チャート画面に表示されるバリアブルボラティリティストップの点の色が赤色から青色に変わった時になります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。
バリアブルボラティリティストップの計算方法は、売りの場合は、最安終値からn倍したATRを足した価格でのストップを指します。また、買いの場合は、最高高値からn倍したATRを引いた価格でのストップを表します。
ATRは、アベレージトゥルーレンジ(Average True Range)はボラティリティを計るテクニカル指標のことで、次の計算式で求めることができます。
ATR=True Rangeのn日間のEMA(指数平滑移動平均線)
True Rangeは、
- 当日の高値と当日の安値の差
- 当日の高値と前日の終値の差
- 当日の安値と前日の終値の差
上の図は、チャート画面にバリアブルボラティリティストップを描画したものです。バリアブルボラティリティストップは、描画はパラボリックSARと似た描画方法です。
バリアブルボラティリティストップでの買いのエントリーポイントは、チャート画面に表示されるバリアブルボラティリティストップの点の色が青色から赤色に変わった時になります。上の図の緑色の丸で囲んだ部分になります。
また、バリアブルボラティリティストップでの売りのエントリーポイントは、チャート画面に表示されるバリアブルボラティリティストップの点の色が赤色から青色に変わった時になります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。
タグ:
テクニカル指標,
バリアブルボラティリティストップ,
株式
株式分析のアルティメットオシレーターとは
株式分析のアルティメットオシレーター(Ultimate Oscillator)は、相場の売り圧力と買い圧力から売買のエントリーポイントを見つけるテクニカル指標です。
オシレーター系のテクニカル指標は、0から100までのように一定の範囲内で数値が動き、ある数値より上であれば「売りポジション」、下であれば「買いポジション」の判断をします。一般的なオシレーター系のテクニカル指標の場合、計算日数が長いと売買のエントリーポイントが遅れることがあり、また、計算日数が短いと「騙し」に引っかかることがあります。そのため、オシレーター系のテクニカル指標を使う場合には、計算日数の設定が重要なポイントになります。
アルティメットオシレーターは、このようなオシレーター系のテクニカル指標の欠点をカバーするため、短期、中期、長期のそれぞれの期間の数値を1つの計算式に入れて算出しています。
上の図は、チャート画面にアルティメットオシレーターを描画したものです。
アルティメットオシレーターでの買いのエントリーポイントは、アルティメットオシレーターの値が30以下になった時です。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。
また、アルティメットオシレーターでの買いのエントリーポイントは、アルティメットオシレーターの値が70以上になった時です。
なお、オシレーター系のテクニカル指標の特徴として、ダイバージェンスが挙げられます。
アルティメットオシレーターの値が上昇している時に、株価が下降している場合はダイバージェンスになり、買いのエントリーポイントになります。
また、アルティメットオシレーターの値が下降している時に、株価が上昇している場合はダイバージェンスになり、売りのエントリーポイントになります。上の図の青色の四角で囲んだ部分になります。
オシレーター系のテクニカル指標は、0から100までのように一定の範囲内で数値が動き、ある数値より上であれば「売りポジション」、下であれば「買いポジション」の判断をします。一般的なオシレーター系のテクニカル指標の場合、計算日数が長いと売買のエントリーポイントが遅れることがあり、また、計算日数が短いと「騙し」に引っかかることがあります。そのため、オシレーター系のテクニカル指標を使う場合には、計算日数の設定が重要なポイントになります。
アルティメットオシレーターは、このようなオシレーター系のテクニカル指標の欠点をカバーするため、短期、中期、長期のそれぞれの期間の数値を1つの計算式に入れて算出しています。
上の図は、チャート画面にアルティメットオシレーターを描画したものです。
アルティメットオシレーターでの買いのエントリーポイントは、アルティメットオシレーターの値が30以下になった時です。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。
また、アルティメットオシレーターでの買いのエントリーポイントは、アルティメットオシレーターの値が70以上になった時です。
なお、オシレーター系のテクニカル指標の特徴として、ダイバージェンスが挙げられます。
アルティメットオシレーターの値が上昇している時に、株価が下降している場合はダイバージェンスになり、買いのエントリーポイントになります。
また、アルティメットオシレーターの値が下降している時に、株価が上昇している場合はダイバージェンスになり、売りのエントリーポイントになります。上の図の青色の四角で囲んだ部分になります。
タグ:
アルティメットオシレーター,
テクニカル指標,
株式
株式の株価チャートをエクセルで表示するには
株式の株価チャートをエクセルで表示する方法を紹介します。
まず、下の図のように、エクセルのシートのセルに、出来高、日付、始値、高値、安値、終値の列を作成します。
次に、各列にデータを入力していきます。行の上が古い日付になるように入力します。日付は、「2012年6月1日」や「2012/06/01」など自由に入力してください。また、株価や出来高の「,」の桁区切りはあってもなくても構いません。
マウスでA1からF21までを選択した状態で、「挿入」から「グラフ」を選び、グラフの挿入画面を表示します。グラフの一覧の中から「株価」を選び、「株価チャート(出来高-始値-高値-安値-終値)」を選んでOKのボタンをクリックします。
株価のチャート画面が表示されました。しかし、ローソク足が小さく、出来高のグラフが大きく表示されているため見づらくなっています。
そこで、株価のチャート画面の修正をします。まず、出来高のグラフを修正します。株価のチャート画面の左側の縦軸(出来高の数字の部分)を右クリックして、「軸の書式設定」を選びます。
「軸のオプション」の「最大値」の項目を「自動」から「固定」に変更して「100000000」と入力します。これは、出来高の最大値の「20000000」を5倍の数値にすることで出来高のグラフの高さが5分の1になるためです。
次に、株価のグラフを修正します。株価のチャート画面の右側の縦軸(株価の数字の部分)を右クリックして、「軸の書式設定」を選びます。
「軸のオプション」の「最小値」の項目を「自動」から「固定」に変更して「3000」と入力します。これは、最小値を大きくして値幅を小さくするためです。
以上で出来高と株価のグラフの修正が終わりました。
次に、ローソク足を見やすいように修正します。ローソク足を右クリックして、プルダウンメニューから「陰線 2」を選びます。そして、「図形の枠線」のメニューを選び、「太さ」を「3」、「色」を「青」に設定します。
同様に、プルダウンメニューから「陽線 1」を選びます。そして、ローソク足を右クリックして、プルダウンメニューから「陽線 1」を選びます。そして、「図形の枠線」のメニューを選び、「太さ」を「3」、「色」を「赤」に設定します。
以上で株価のチャートが表示されました。
まず、下の図のように、エクセルのシートのセルに、出来高、日付、始値、高値、安値、終値の列を作成します。
次に、各列にデータを入力していきます。行の上が古い日付になるように入力します。日付は、「2012年6月1日」や「2012/06/01」など自由に入力してください。また、株価や出来高の「,」の桁区切りはあってもなくても構いません。
マウスでA1からF21までを選択した状態で、「挿入」から「グラフ」を選び、グラフの挿入画面を表示します。グラフの一覧の中から「株価」を選び、「株価チャート(出来高-始値-高値-安値-終値)」を選んでOKのボタンをクリックします。
株価のチャート画面が表示されました。しかし、ローソク足が小さく、出来高のグラフが大きく表示されているため見づらくなっています。
そこで、株価のチャート画面の修正をします。まず、出来高のグラフを修正します。株価のチャート画面の左側の縦軸(出来高の数字の部分)を右クリックして、「軸の書式設定」を選びます。
「軸のオプション」の「最大値」の項目を「自動」から「固定」に変更して「100000000」と入力します。これは、出来高の最大値の「20000000」を5倍の数値にすることで出来高のグラフの高さが5分の1になるためです。
次に、株価のグラフを修正します。株価のチャート画面の右側の縦軸(株価の数字の部分)を右クリックして、「軸の書式設定」を選びます。
「軸のオプション」の「最小値」の項目を「自動」から「固定」に変更して「3000」と入力します。これは、最小値を大きくして値幅を小さくするためです。
以上で出来高と株価のグラフの修正が終わりました。
次に、ローソク足を見やすいように修正します。ローソク足を右クリックして、プルダウンメニューから「陰線 2」を選びます。そして、「図形の枠線」のメニューを選び、「太さ」を「3」、「色」を「青」に設定します。
同様に、プルダウンメニューから「陽線 1」を選びます。そして、ローソク足を右クリックして、プルダウンメニューから「陽線 1」を選びます。そして、「図形の枠線」のメニューを選び、「太さ」を「3」、「色」を「赤」に設定します。
以上で株価のチャートが表示されました。
株式の投資判断とは
株式の投資判断とは、証券会社などの証券アナリストが銘柄を分析して投資判断を下すことです。投資判断では、「1、2、3」のような数字で表現したり、「売り、買い、中立」、「Underweight、Overweight、Neutral」といった文字で表現したりします。
株式の投資判断は、証券会社などから発表されます。株式市場では、良い投資判断が発表されると株価が上昇し、悪い投資判断が発表されると株価が下降することがあります。
以下は、主な証券会社の投資判断とその基準の一覧です。
▼野村證券
▼みずほ証券
▼モルガン・スタンレーMUFG証券
▼メリルリンチ日本証券
▼SMBC日興証券
▼JPモルガン証券
▼ドイツ証券
▼三菱UFJモルガン・スタンレー証券
株式の投資判断は、証券会社などから発表されます。株式市場では、良い投資判断が発表されると株価が上昇し、悪い投資判断が発表されると株価が下降することがあります。
以下は、主な証券会社の投資判断とその基準の一覧です。
▼野村證券
- 1またはBuy
- 当該銘柄の12カ月間の目標株価が現在の株価を15%以上上回ると判断する場合。
- 2またはNeutral
- 当該銘柄の12カ月間の目標株価と現在の株価の差が -5%~15%未満の範囲内にあると判断する場合。
- 3またはReduce
- 当該銘柄の12カ月間の目標株価が現在の株価を5%以上下回ると判断する場合。
- レーティング保留(Suspended)
- 法令や、投資銀行業務に関連する社内規定および地政学リスク・異常事態等にともなう市場の混乱などにより、一時的にレーティングおよび目標株価を保留する場合。
- NR・未付与
- 野村證券のレギュラーカバーの対象外。
▼みずほ証券
- アンダーパフォーム(U)
- 目標株価の株価からの乖離率が-10%以下、あるいは、カバレッジユニバース内において乖離率が下位にあって、セクター相対配分ガイドラインによってアンダーパフォームとされる場合。
- 買い(B)
- 目標株価の株価からの乖離率が10%以上、かつ、セクター相対配分ガイドラインによってアンダーパフォームとされない場合。
- 中立(N)
- 目標株価の株価からの乖離率が-10%以上10%内以下、かつ、セクター相対配分ガイドラインによってアンダーパフォームとされない場合。
▼モルガン・スタンレーMUFG証券
- Underweight(弱気)
- リスク調整済みベースで今後12か月から18か月の間に、当該業界(アナリスト又はその業界チームのカバレッジ・ユニバース)、あるいは、当該MSCI国別指数の平均総投資収益率を下回った場合。
- Overweight(強気)
- リスク調整済みベースで今後12か月から18か月の間に、当該業界(アナリスト又はその業界チームのカバレッジ・ユニバース)、あるいは、当該MSCI国別指数の平均総投資収益率を上回った場合。
- Equalweight(中立)
- リスク調整済みベースで今後12か月から18か月の間に、当該業界(アナリスト又はその業界チームのカバレッジ・ユニバース)、あるいは、当該MSCI国別指数の平均総投資収益率と同程度の場合。
▼メリルリンチ日本証券
- Underweight(弱気)
- 総合投資収益率がマイナスの見込みの場合。
- 買い
- 総合投資収益率が10%以上の見込みの場合。
- 中立
- 総合投資収益率が0%から10%未満の見込みの場合。
▼SMBC日興証券
- 1
- カバレッジ・ユニバースの投資リターンが、市場平均を上回ると判断する場合。
- 2
- カバレッジ・ユニバースの投資リターンが、市場平均と同程度と判断する場合。
- 3
- カバレッジ・ユニバースの投資リターンが、市場平均を下回ると判断する場合。
▼JPモルガン証券
- Underweight(弱気)
- 今後3ヶ月以内に関連するインデックス、セクター、または、ベンチマークをアンダーパフォームすると予想される場合。
- Overweight(強気)
- 今後3ヶ月以内に関連するインデックス、セクター、または、ベンチマークをアウトパフォームすると予想される場合。
- Equalweight(中立)
- 今後3ヶ月以内に関連するインデックス、セクター、または、ベンチマークと同程度であると予想される場合。
▼ドイツ証券
- Sell(売り)
- 今後12か月のトータルリターン(株価変動率と配当利回り)が-10%以下になると予想される場合。
- Buy(買い)
- 今後12か月のトータルリターン(株価変動率と配当利回り)が+10%以上になると予想される場合。
- Hold(中立)
- 今後12か月のトータルリターン(株価変動率と配当利回り)が±10%以内に納まると予想される場合。
▼三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- Underperform(U)
- 今後12か月間における投資成果が、TOPIXを15%超下回ると予想される場合。
- Outperform(O)
- 今後12か月間における投資成果が、TOPIXを15%超上回ると予想される場合。
- Neutral(N)
- 今後12か月間における投資成果が、TOPIXを±15%以内に納まると予想される場合。
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