2012年5月25日金曜日

FXのくりっく365とは

FX(外国為替証拠金取引)のくりっく365とは、株式会社東京金融取引所(金融取)の運営するFX(外国為替証拠金取引)の名称です。くりっく365は、2005年7月から取引が開始されました。

くりっく365では、FX業者を通じて東京金融取引所に対して注文を行います。証拠金もFX業者を通じて東京金融取引所へ納められます。また、くりっく365で取り扱っている通貨ペアは、東京金融取引所の定めた通貨ペアになります。スワップポイントも東京金融取引所の定めた金額になります。

為替レートは、外国為替市場のマーケットメイカーが東京金融取引所へ提示し、その為替レートをもとに投資家へ提供されます。


▼くりっく365で取引可能な通貨ペアの一覧(2012年5月現在)
  • USD/JPY
  • EUR/JPY
  • GBP/JPY
  • AUD/JPY
  • CHF/JPY
  • CAD/JPY
  • NZD/JPY
  • ZAR/JPY
  • NOK/JPY
  • HKD/JPY
  • SEK/JPY
  • PLN/JPY
  • CNY/JPY
  • KRW/JPY
  • INR/JPY
  • EUR/USD
  • GBP/USD
  • USD/CHF
  • USD/CAD
  • AUD/USD
  • EUR/CHF
  • EUR/GBP
  • NZD/USD
  • EUR/AUD
  • GBP/AUD

▼くりっく365の取引が可能なFX業者の一覧(2012年5月現在)

▼マーケットメイカー一覧(2012年5月現在)
  • コメルツ銀行
  • ゴールドマン・サックス証券株式会社
  • ドイツ証券株式会社
  • 野村證券株式会社
  • 株式会社三菱東京UFJ銀行
  • バークレイズ銀行

FXとくりっく365との違いは

FX(外国為替証拠金取引)とくりっく365とではどこが違うのでしょうか。

ここでは、FXとくりっく365の比較をして違いをまとめました。

▼為替レート
FXでは、FX業者の提供する為替レートになります。FX業者間で異なる為替レートが表示されることもあります。くりっく365の場合には、東京金融取引所の提供する為替レートなので、どこで取引をしても為替レートは同じになります。

▼スワップポイント
FXでは、FX業者の提示するスワップポイントになるため、FX業者によって異なります。また、受け取るスワップポイントは支払うスワップポイントよりも少ない場合があります。そのため、両建てをするとスワップポイントの差の分だけ損失が発生します。一方、くりっく365では、東京金融取引所の提供するスワップポイントになります。東京金融取引所では、受け取るスワップポイントと支払うスワップポイントが同額です。そのため、両建てをしてもスワップポイントの差による損失は発生しません。

▼レバレッジ
レバレッジは日本国内のFX業者もくりっく365も最大25倍に設定されています。

▼手数料
FXでは、FX業者の提示する手数料がかかりますが、ほとんどは無料です。一方、くりっく365では片道100円から200円の手数料がかかります。注文、決済をすると200円から400円かかります。

▼FX業者が破綻した場合
FXでは、FX業者が破綻すると信託保全により資産の一部が返却されます。一方、くりっく365では、証拠金を東京金融取引所に預け入れるため、FX業者が破綻しても全額が保証されます。

▼確定申告
FX、くりっく365とも取引による利益は確定申告が必要になります。どちらも雑所得として扱われ、経費を差し引いた金額の20%が課税対象になります。

▼スプレッド
FXでは、FX業者の提示するスプレッドになります。スプレッドは、FX業者により異なります。くりっく365の場合には、東京金融取引所の提示するスプレッドなので、どこで取引をしてもスプレッドは同じになります。

▼通貨ペア
FXでは、FX業者の提供する通貨ペアの取引ができます。くりっく365では、東京金融取引所の提供する通貨ペアの取引ができます。ちなみに東京金融取引所では、中国元や韓国ウォン、インドルピーといったアジア圏の通貨ペアの取引ができます。

▼最小取引単位
FXでは、FX業者の提供する取引単位になります。一般的には1万通貨単位、1,000通貨単位などで、1,000通貨単位であれば5,000円からFXが始められます。くりっく365では、1万通貨単位に設定されています。1,000通貨単位での取引はできません。

FXでダウ理論を用いるには

ダウ理論(Dow Theory)とは、ダウ・ジョーンズの創設者のチャールズ・ダウ(Charles Henry Dow)が提唱した相場理論のことです。

ダウ理論には以下の6つの基本法則があります。
  • ファンダメンタルも市場価格に織り込まれる
  • トレンドには長期、中期、短期のトレンドがある
  • 長期トレンドは3段階により成り立つ
  • トレンドは複数の指数により確認されなければならない
  • トレンドは出来高でも確認されなければならない
  • 明確な転換シグナルが出るまではトレンドは持続する

このうち、FX(外国為替証拠金取引)では「明確な転換シグナルが出るまではトレンドは持続する」が用いられることが多いようです。この理論を上昇トレンドと下降トレンドで用いる方法を紹介します。

▼上昇トレンド
下の図は、上昇トレンドのチャートです。


B'の地点での判断
AからBへ上昇した後の押し目です。ここでは上昇トレンド中であると判断します。下降トレンドへ転換する条件は、Aの価格を下回った時です。
C'の地点での判断
Bの価格を超えた時点で上昇トレンドの継続が確認できます。Bを超えずにCを下回った場合、下降トレンドへ転換したと判断します。
D'の地点での判断
2段上げ後の押し目です。Cを下回らなければ上昇トレンド中であると判断します。Cを下回れば下降トレンドへ転換したと判断します。
E'の地点での判断
Dを超えた時点で上昇トレンドの継続が確認できます。Eを下回れば下降トレンドへ転換したと判断します。

▼下降トレンド
下の図は、下降トレンドのチャートです。


B'の地点での判断
AからBへ下降した後の戻りです。ここでは下降トレンド中であると判断します。上昇トレンドへ転換する条件は、Aの価格を上回った時です。
C'の地点での判断
Bの価格を下回った時点で下降トレンドの継続が確認できます。Bを下回らずにCを上回った場合、上昇トレンドへ転換したと判断します。
D'の地点での判断
2段下げ後の戻りです。Cを上回らなければ下降トレンド中であると判断します。Cを上回れば上昇トレンドへ転換したと判断します。
E'の地点での判断
Dを下回った時点で下降トレンドの継続が確認できます。Eを上回れば上昇トレンドへ転換したと判断します。

日本国内のFX業者のスワップポイント比較

スワップポイントは、通貨ペアを売りポジション、あるいは、買いポジションした場合に発生する利息です。

スワップポイントは、FX業者によって設定されて1日ごとに変動します。

次の表は、2012年5月24日現在の日本国内のFX業者のスワップポイントの比較です。

▼日本国内のFX業者のスワップポイント比較(2012年5月24日現在)
FX業者 サービス名 スワップポイント
USD

/JPY
EUR

/JPY
株式会社外為どっとコム 外貨ネクスト -2~2 -1~1
インヴァスト証券株式会社 FX24 -3~1 0~-2
インヴァスト証券株式会社 シストレ24 -3~1 0~-2
株式会社FXトレーディングシステムズ ブロードコース -10~3 -10~2
株式会社FXトレーディングシステムズ ブロードライトコース -10~3 -10~2
GMOクリック証券株式会社 FXネオ -2~1 -3~1
ヒロセ通商株式会社 LION FX -5~2 -4~1
楽天証券株式会社 楽天 FX -10~1 -11~1
株式会社マネースクウェア・ジャパン M2JFX -20~0 -20~0
トレイダーズ証券株式会社 みんなのFX -7~1 -10~0
株式会社外為ジャパン 外為ジャパンFX -4~2 -3~1
株式会社DMM.com証券 DMM FX -1~1 -1~1
株式会社ライブスター証券 ライブスターFX -6~3 -11~6
上田ハーロー株式会社 外貨アクティブ -6~1 -8~1
上田ハーロー株式会社 外貨リザーブ -6~1 -8~1
株式会社マネーパートナーズ パートナーズFX -10~0 -12~2
ひまわり証券株式会社 レギュラー口座 -7~2 -7~2
ひまわり証券株式会社 シストレ口座 -7~2 -7~2
セントラル短資FX株式会社 FXダイレクト -3~2 -2~1
株式会社マネックスFX マネックスFX -3~0 -3~0
FXCMジャパン証券株式会社 フォーランドフォレックス -2~2 -4~4
FXCMジャパン証券株式会社 スタンダード口座 (FX) -2~1 -4~4
株式会社サイバーエージェントFX 外貨ex -4~3 -4~3
株式会社FXトレード・フィナンシャル 高速FX -3~3 -3~3
株式会社FXトレード・フィナンシャル オートFX -4~2 -4~2
FXプライム株式会社 選べる外貨 -2~1 -2~1
株式会社外為オンライン 外為オンライン -7~2 -7~2

FXの移動平均線の種類

FX(外国為替証拠金取引)で用いられる移動平均線にはいくつかの種類があります。

ここでは、よく知られている移動平均線を紹介します。

▼単純移動平均線


単に移動平均線という場合は、単純移動平均線(Simple Moving Average、SMA)を指します。単純移動平均線では、為替レートのトレンドを調べたり、トレンド中でのサポートラインやレジスタンスラインとして用いられます。また、投資タイミングを計るために期間の異なる移動平均線を複数描画する場合もあります。

単純移動平均線は、過去n日間の終値の平均値を計算し、その結果をグラフに表したものです。

▼加重移動平均線


加重移動平均線(Weighted Moving Average、WMA)は、過去n日間の終値のうち、新しい日の終値ほど重要であることを計算式に加味したものです。

加重移動平均線は、単純移動平均線と同じような使い方をします。

単純移動平均線と加重移動平均線を比べると、加重移動平均線のほうが為替レートの変動に敏感に反応しているようです。

▼指数平滑移動平均線


指数平滑移動平均線(Exponentially Smoothed Moving Average、EMA)は、加重移動平均線と同様に過去n日間の終値のうち、新しい日の終値ほど重要であることを計算式に加味したものです。指数平滑移動平均線では、その重要度を指数関数を用いて計算します。

指数平滑移動平均線は、単純移動平均線よりも為替レートの変動に敏感に反応しますが、加重移動平均線ほどではありません。

▼修正移動平均線


修正移動平均線(Modified Moving Average、MMA)は、指数平滑移動平均線の1つで、過去n日間の終値のうち、新しい日の終値ほど重要であることを計算式に加味したものです。修正移動平均線では、その重要度を指数関数を用いて計算しますが、指数平滑移動平均線とは異なる計算式です。

修正移動平均線は、単純移動平均線、加重移動平均線、指数平滑移動平均線などと比べるとゆるやかなカーブを描いています。為替レートの突発的な値動きには敏感に反応しない傾向にあります。

FXのRCIとは

FX(外国為替証拠金取引)のRCIとは、為替レートの売られすぎ、買われすぎを調べるオシレーター系のテクニカル指標です。RCIは、Rank Correlation Indexの略で、日本語では順位相関係数といいます。

RCIの計算方法は、指定した期間の終値を高い順から1、2、3と番号を振り、また、新しい日付からも1、2、3と番号を振ります。そして、同じ日の2つの番号の差を2乗した数値を求めます。

日付 終値 終値順位 日付順位 順位差の2乗
5/11 79.928 4 9 25
5/14 79.848 5 8 9
5/15 80.181 2 7 25
5/16 80.318 1 6 25
5/17 79.285 9 5 16
5/18 78.999 8 4 16
5/22 79.953 3 3 0
5/23 79.476 7 2 25
5/24 79.588 6 1 25

上の表は、期間を9日にした場合の順位付けと順位差の2乗の数値です。

そして、順位差の2乗の合計を求めます。

25+9+25+25+16+16+0+25+25=166・・・合計をaとすると

RCIは、

(1-(6×a÷(n×(nの2乗-1))))×100

で求めることができます。

nは期間なので、上の例では9になります。

(1-(6×166÷(9×(9×9-1)))×100=-38.3

-38.3がRCIになります。

▼RCIの見方

上のチャートはRCIを3本描画したものです。赤色の線が9日(短期線)、黄色の線が26日(中期線)、青色の線が52日(長期)のRCIです。

・赤色の丸で囲んだ部分
短期線が中期線を上から下へ突き抜けていますが、長期線より上にあるため、上昇トレンド中の押し目であることがわかります。買いのエントリーポイントです。

・緑色の丸で囲んだ部分
中期線が長期線を上から下へ突き抜けています。中長期的に見ると、下降トレンドの始まりになります。売りのエントリーポイントです。

・ピンク色の丸で囲んだ部分
短期線が中期線を下から上へ突き抜けています。短期的には買いのエントリーポイントになりますが、長期的には下降トレンド中なので、深追いはできない状況です。

・オレンジ色の丸で囲んだ部分
短期線が中期線を上から下へ突き抜けています。短期的に売りのエントリーポイントになります。また、長期線よりも下にあるため、長期的にも売りのエントリーポイントになります。

・水色の丸で囲んだ部分
中期線が長期線を下から上へ突き抜けています。長期的に買いのエントリーポイントになります。

FXのダイバージェンスとは

FX(外国為替証拠金取引)のダイバージェンス(divergence)とは、テクニカル指標の推移がチャートの推移と逆行している状態のことです。

ダイバージェンスは、オシレーター系のテクニカル指標で出現します。

ダイバージェンスには次の2つのパターンがあります。

▼ベアリッシュ・ダイバージェンス

ベアリッシュ・ダイバージェンス(Bearish divergence)は、テクニカル指標の推移が下降しているのにチャートの推移が上昇している状態のことです。「弱気の乖離」ともいいます。このような状態の時は、チャートは下降トレンドへ転換する可能性が高くなります。

次のチャートは、Money Flow Indexを描画したものです。赤い線を引いた部分を見ると、テクニカル指標の推移は下降しているのに、チャートの推移は上昇しています。その後、チャートは下降トレンドへ転換しています。


▼ブリッシュ・ダイバージェンス
ブリッシュ・ダイバージェンス(Bullish divergence)は、テクニカル指標の推移が上昇しているのにチャートの推移が下降している状態のことです。「強気の乖離」ともいいます。このような状態の時は、チャートは上昇トレンドへ転換する可能性が高くなります。

次のチャートは、RSIを描画したものです。赤い線を引いた部分を見ると、テクニカル指標の推移が横ばいなのに、チャートの推移は下降しています。その後、チャートは下降トレンドへ転換しています。このケースでは、テクニカル指標は上昇していませんが、チャートの動きには連動していないのでブリッシュ・ダイバージェンスになります。

FXの口座開設の条件は

FX(外国為替証拠金取引)の口座を開設するには、FX業者の設けた基準をクリアしなければなりません。

ここでは、一般的な基準をまとめています。なお、基準はFX業者によりまちまちのため、すべてのFX業者に該当するものではありません。
  • 日本国内に居住している日本人、あるいは、外国人。
  • 満年齢が20歳以上で行為能力を有すること。20歳以上であれば学生でも可。
  • 満年齢が75歳未満であること。
  • 正しい個人情報を提供できること。
  • 仮名や借名でないこと。
  • 取引約款や取引説明書、規則などを理解するに充分な日本語の能力があること。
  • 日本国内の金融機関に口座を開設していること。
  • FXをするためのインターネットの利用環境が整備されていること。
  • FXをするためのパソコンの利用環境が整備されていること。
  • FX業者との連絡のためのメールアドレスを所有していること。
  • FX業者との連絡のための電話番号を所有していること。
  • FX業者の定める免責事項に同意すること。
  • 取引のリスクについて十分理解し、同意すること。
  • 金融資産に余裕があること。
  • FX業者の提示する書面に承諾すること。
  • 反社会的勢力と関係がないこと。
  • 「金融商品取引法」、「外国為替及び外国貿易法」及びその他の法令諸規則を遵守すること。

日本国内のFX業者の信託保全先の一覧

日本国内のFX業者は、顧客の資金を保全する「信託保全」が義務付けられています。信託保全先は、主に銀行などの金融機関になります。

FX業者は、信託保全先へ顧客からの証拠金などを信託します。FX業者が破綻した場合は、顧客の資金は受益者代理人を通じて返却されます。ただし100%返却されるとは限りません。また、信託保全先が破綻した場合にも受益者代理人を通じて資金が返却されます。

ここでは、日本国内のFX業者の信託保全先を一覧にしてまとめました。

FX業者 信託保全先
株式会社外為どっとコム 三井住友銀行
インヴァスト証券株式会社 三井住友銀行
株式会社FXトレーディングシステムズ 三井住友銀行
GMOクリック証券株式会社 三井住友銀行、みずほ信託銀行
ヒロセ通商株式会社 三井住友銀行
楽天証券株式会社 三井住友銀行
株式会社マネースクウェア・ジャパン 三井住友銀行
トレイダーズ証券株式会社 三菱UFJ信託銀行
株式会社外為ジャパン 日証金信託銀行、みずほ信託銀行
株式会社DMM.com証券 日証金信託銀行、ソシエテジェネラル信託銀行
株式会社ライブスター証券 三井住友銀行、日証金信託銀行
上田ハーロー株式会社 日証金信託銀行、みずほ信託銀行
株式会社マネーパートナーズ 三井住友銀行、みずほ信託銀行
ひまわり証券株式会社 三井住友銀行、みずほ信託銀行
セントラル短資FX株式会社 三井住友銀行
株式会社マネックスFX 日証金信託銀行
FXCMジャパン証券株式会社 野村信託銀行
フォレックス・ドットコムジャパン株式会社 DB信託
株式会社サイバーエージェントFX 三井住友銀行、みずほ信託銀行
株式会社FXトレード・フィナンシャル DB信託
FXプライム株式会社 みずほ信託銀行
株式会社外為オンライン 三井住友銀行、みずほ信託銀行

FXのBullsとBearsとは

FX(外国為替証拠金取引)のBullsとBearsとは、Bulls Power(ブルズパワー)とBears Power(ベアーズパワー)というテクニカル指標のことです。

Bulls Powerは、為替レートの強さを棒グラフに表したもので、数値が大きいほど相場が強いことを表しています。

一方、Bears Powerは、為替レートの弱さを棒グラフに表したもので、数値が小さいほど相場が弱いことを羅わしています。


上のチャートは、Bulls PowerとBears Powerを描画したものです。中段がBulls Power、下段がBears Powerです。通常はこのように、2つの指標を同時に表示して相場の予想を行います。

上のチャートのAからBまでの範囲とCからDまでの範囲では、Bulls PowerとBears Powerの数値が両方ともプラスになっています。このような時は上昇トレンドにあることを表しています。一方、EからFまでの範囲は、Bulls PowerとBears Powerが両方ともマイナスになっています。このような時は下降トレンドにあることを表しています。

Bulls PowerとBears Powerでの買いのエントリーポイントは、Bulls PowerとBears Powerの両方が初めてプラスになった時です。手仕舞いは、Bulls PowerとBears Powerのどちらかがマイナスに転じた時になります。

Bulls PowerとBears Powerでの売りのエントリーポイントは、Bulls PowerとBears Powerの両方が初めてマイナスになった時です。手仕舞いは、Bulls PowerとBears Powerのどちらかがプラスに転じた時になります。

なお、Bulls PowerがプラスでBears Powerがマイナスの時、あるいは、Bulls PowerがマイナスでBears Powerがプラスの時はレンジで推移するか、Bulls Power、Bears Powerの線の長い方へ為替レートが推移します。