2012年9月27日木曜日

ETFを始めるための最低資金は

ETFを始めるための最低資金はいくらでしょうか。

ETFの取引では売買代金に加えて取引手数料などの費用がかかるため、最低資金は次の計算式で求めることができます。

資金=売買代金+取引手数料+その他費用

売買代金は、価格に株数を乗じた金額になります。例えば、価格が500円のETFを100株買い建てする場合には、売買代金は5万円になります。

売買代金=500円×100株=50,000円

取引手数料は、買い建てした時と売却した時に発生します。例えば、取引手数料が105円の場合には、買い建てした時に105円かかり、売却した時に105円かかります。つまり、1つの取引をするためには210円かかることになります。

なお、2012年9月現在、取引手数料を安価に設定している証券会社は松井証券です。松井証券では、1日の約定代金が10万円までならば取引手数料は無料です。また、松井証券ではその他費用もかからないため、上の例だと資金は売買代金の5万円だけで済みます。

資金=50,000円+0円+0円=50,000円

次の表は、2012年9月21日現在の売買代金が1万円以内の銘柄の一覧です。一番安価な銘柄はiPath VIX短期先物指数連動受益証券で、1株あたり449円、売買単位1株です。この銘柄を松井証券を通じて買い建てした場合の資金は449円になります。

資金=449円×1株=449円

1万円以内で購入できるETFは2012年9月21日現在68銘柄で、全ETFの銘柄数のおよそ半数です。

コード名称価格売買単位売買代金
2030iPath VIX短期先物指数連動受益証券449円1株449円
1563マザーズ・コア上場投信815円1株815円
1689ETFS 天然ガス上場投資信託9円100株900円
1559(NEXT FUNDS)タイ株式指数連動型上場投信2100円1株2100円
1552国際のETF VIX短期先物指数2776円1株2776円
2029iPath VIX中期先物指数連動受益証券3190円1株3190円
1327イージーETFS&PGSCI商品指数クラスA米ドル3740円1株3740円
2023iPath 産業用金属指数連動受益証券3860円1株3860円
1310ダイワ 上場投信-トピックス・コア30390円10株3900円
1344MAXIS トピックス・コア30上場投信390円10株3900円
1570(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信3900円1株3900円
2028iPath 畜産物指数連動受益証券3905円1株3905円
1541純プラチナ上場信託(現物国内保管型)3955円1株3955円
1311TOPIXCore30連動型上場投資信託401円10株4010円
1560(NEXT FUNDS)マレーシアKLCI連動型上場投信4120円1株4120円
2024iPath エネルギー指数連動受益証券4260円1株4260円
1644ダイワ 上場投信・TOPIX-17電力・ガス4310円1株4310円
2027iPath ソフト農産物指数連動受益証券4320円1株4320円
1540純金上場信託(現物国内保管型)4405円1株4405円
1627(NEXT FUNDS)電力・ガス上場投信4430円1株4430円
2021iPath 商品指数連動受益証券4570円1株4570円
1671WTI原油価格連動型上場投信4710円1株4710円
1544上場インデックスファンド日本株式486円10株4860円
1675ETFS パラジウム上場投信5040円1株5040円
1316上場インデックスTOPIX100日本大型株510円10株5100円
2025iPath 農産物指数連動受益証券5530円1株5530円
1649ダイワ 上場投信・TOPIX-17金融(除く銀行)5740円1株5740円
1632(NEXT FUNDS)金融(除く銀行)上場投信5780円1株5780円
2026iPath 穀物指数連動受益証券6050円1株6050円
1571(NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信6070円1株6070円
2022iPath 貴金属指数連動受益証券6250円1株6250円
1631(NEXT FUNDS)銀行上場投信6660円1株6660円
1648ダイワ 上場投信・TOPIX-17銀行6980円1株6980円
1687ETFS 農産物商品指数(DJ-UBSCI)711円10株7110円
1625(NEXT FUNDS)電機・精密上場投信7240円1株7240円
1548上場インデックスファンド中国H株731円10株7310円
1642ダイワ 上場投信・TOPIX-17電機・精密7400円1株7400円
1685ETFS エネルギー商品指数(DJ-UBSCI)752円10株7520円
1306TOPIX連動型上場投資信託763円10株7630円
1305ダイワ 上場投信-トピックス764円10株7640円
1348MAXIS トピックス上場投信764円10株7640円
1699(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場777円10株7770円
1556上場インデックスファンド日経中国関連株50779円10株7790円
1678(NEXT FUNDS)インド株式指数上場投信78円100株7800円
1549上場インデックスファンドS&P CNX Nifty800円10株8000円
1626(NEXT FUNDS)情報通信・サービス上場投信8080円1株8080円
1317上場インデックスTOPIXMid400日本中型株809円10株8090円
1643ダイワ 上場投信・TOPIX-17情報・サービス8170円1株8170円
1312小型コア・インデックス連動型上場投資信託8240円1株8240円
1670MAXIS S&P三菱系企業群上場投信84円100株8400円
1542純銀上場信託(現物国内保管型)8570円1株8570円
1698上場インデックスファンド日本高配当859円10株8590円
1628(NEXT FUNDS)運輸・物流上場投信8640円1株8640円
1620(NEXT FUNDS)素材・化学上場投信8790円1株8790円
1645ダイワ 上場投信・TOPIX-17運輸・物流8890円1株8890円
1318上場インデックスTOPIXSmall日本小型株896円10株8960円
1320ダイワ 上場投信-日経2259190円1株9190円
1613東証電気機器株価指数連動型上場投資信託919円10株9190円
1321日経225連動型上場投資信託9210円1株9210円
1346MAXIS 日経225上場投信9240円1株9240円
1630(NEXT FUNDS)小売上場投信9240円1株9240円
1610ダイワ 上場投信-東証電気機器株価指数939円10株9390円
1637ダイワ 上場投信・TOPIX-17素材・化学9450円1株9450円
1647ダイワ 上場投信・TOPIX-17小売9610円1株9610円
1567MAXISトピックスリスクコントロール(5%)968円10株9680円
1554上場インデックスF世界株式(MSCI ACWI)970円10株9700円
1681上場インデックスファンド海外新興国株式970円10株9700円
1562YOURMIRAIアジア関連日本株指数上場投信971円10株9710円

ETFや株式の取引の際に必要な費用は

ETFや株式の取引をするために証券会社に口座を開設した際や取引の際にはさまざまな費用がかかります。ここでは、どのような費用があるのかをまとめてみました。

▼取引手数料
ETFや株式を売買した時に発生する費用です。売買手数料、売買委託手数料ともいいます。一般的に取引手数料は新規注文の時と決済注文の時にそれぞれかかります。取引手数料は証券会社により異なります。また取引手数料は、売買代金によって異なったり、日計り取引の場合には片道手数料だけで済んだり、売買代金が一定金額に満たない時は無料だったりする場合があります。

▼口座開設費
口座を開設した時に発生する費用です。2012年9月現在、ほとんどの証券会社は無料であることが多いようです。

▼口座維持費
口座を継続して使用するためにかかる費用です。口座基本料ともいいます。2012年9月現在、個人口座の場合には無料であることが多いようですが、法人口座の場合には有料の場合があります。

▼電子交付費
取引報告書や売買証明書などの各種書面をインターネットを通じて受け取る際に発生する費用です。ほとんどの証券会社が無料で提供しています。

▼郵送交付費
取引報告書や売買証明書などの各種書面を郵送で受け取る際に発生する費用です。郵送のための手数料として年間1,000円程度の費用がかかります。

▼取引ツール利用費
ETFや株式を売買するためのツール、ソフトウェアを利用する際に発生する費用です。ほとんどの証券会社では無料で提供している場合が多いようです。ただし、利用のための通信費などは負担しなければなりません。

▼情報提供費
株価チャートやテクニカル分析などの情報をインターネットを通じて閲覧する時に発生する費用です。証券会社では無料で提供している場合が多いようですが、証券アナリストなどのレポートや株式ニュースなどの特別な情報について有料で提供している場合もあります。

▼入出金費
銀行口座から証券会社の口座へ入金する際の費用や証券会社の口座から銀行口座へ出金する際の費用です。一般的に、証券会社の指定する銀行を経由した入出金の場合には入出金費が無料になることが多いようです。また、1か月の入出金の回数が多い場合には有料になることもあるようです。

▼振替入出金費
1つの証券会社が株式取引、FX、CFD、先物・オプション取引などの複数のサービスを提供している場合に、株式取引の口座からFXの口座へお金を振替する際に発生する費用です。ほとんどの証券会社が無料に設定しています。

▼移管出庫費
証券会社に預け入れている株式や投資信託などを他の証券会社へ移管するための費用です。株式は無料である場合が多いようですが、投資信託は有料である場合があります。

▼移管入庫費
他の証券会社に預け入れている株式や投資信託などを移管するための費用です。入庫の場合には株式も投資信託も無料であることが多いようです。

ETFの取引をスマホで行える証券会社の一覧

ETFの取引をiPhoneやAndroidなどのスマホ(スマートフォン)で行うには、スマホで取引できる専用のアプリケーションが必要です。スマホのWebブラウザを利用して取引できる場合もありますが、文字が見づらいことがあり誤操作を招く恐れがあります。そのため、証券会社ではスマホ専用のアプリケーションの使用を推奨しているところが多いようです。

ETFの取引はスマホ以外にもiPadや携帯電話にも対応している場合があります。

次の表は2012年9月現在のスマホに対応している証券会社の一覧です。

証券会社名iPhoneAndroidiPad携帯電話
藍澤証券(株)×××
安藤証券(株)××××
今村証券(株)×××
岩井コスモ証券(株)
エース証券(株)××××
エイチ・エス証券(株)
SMBC日興証券(株)
SMBCフレンド証券(株)×××
(株)SBI証券
岡三証券(株)×××
カブドットコム証券(株)
GMOクリック証券(株)
(株)証券ジャパン×××
大和証券(株)
東海東京証券(株)×××
東洋証券(株)×××
内藤証券(株)
野村証券(株)
廣田証券(株)××××
松井証券(株)
マネックス証券(株)
丸三証券(株)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)
水戸証券(株)×××
豊証券(株)×××
(株)ライブスター証券
楽天証券(株)
リテラ・クレア証券(株)

ETFや株式の取引手段とメリット、デメリット

ETFや株式の取引手段には、「店頭取引」、「電話取引」、「パソコン取引」、「スマホ取引」の4種類があります。

ここでは、それぞれの取引手段とそのメリット、デメリットを紹介します。

▼店頭取引
店頭取引は、顧客が証券会社へ出向き、担当者に売買の指示をして取引を行うものです。店頭取引のメリットは、担当者から相場の状況を聞きながら売買できることです。ニュースで流れる前の最新の情報から掘り出し銘柄を見つけられることもあります。一方、
店頭取引のデメリットとしては、証券会社へ出向かなければならないという点が挙げられます。近くに証券会社がなければ店頭取引は困難でしょう。また、ネット証券の場合には店舗を構えていない場合が多いため店頭取引ができません。取引手数料はパソコン取引、スマホ取引に比べて割高である点もデメリットの1つです。そして、担当者の勧誘に負けて自分の意図しない取引をしてしまうこともあります。

▼電話取引
電話取引は、顧客が証券会社の担当者に電話で売買の指示をして取引を行うものです。電話取引のメリットは店頭取引と同じように、担当者から相場の状況を聞きながら売買できることです。ニュースで流れる前の最新の情報から掘り出し銘柄を見つけられることもあります。一方、電話取引のデメリットとしては、取引手数料がパソコン取引、スマホ取引に比べて割高であることです。また、担当者の勧誘に負けて自分の意図しない取引をしてしまうこともあります。

▼パソコン取引
パソコン取引は、パソコンからインターネット回線を介して取引を行うものです。パソコン取引のメリットは、自宅や外出先などパソコンとインターネットに接続できる環境があればいつでも取引ができることです。また、取引手数料は店頭取引や電話取引より割安です。そして、証券会社の担当者の勧誘を受けることなく自分のペースで取引ができます。一方、パソコン取引のデメリットは、パソコンの操作を誤って、間違った注文を出してしまうリスクがあることです。また、インターネット回線が何らかのトラブルで使用できない状況にあると取引することができないことです。

▼スマホ取引
スマホ取引は、スマホ(スマートフォン)や携帯電話などから取引を行うものです。スマホ取引のメリットは、パソコン取引と同じように自宅や外出先などスマホが使用できる環境があればいつでも取引ができることです。また、取引手数料は店頭取引や電話取引より割安です。そして、証券会社の担当者の勧誘を受けることなく自分のペースで取引ができます。一方、スマホ取引のデメリットは、画面が小さいため、パソコン取引と同じように操作を誤って、間違った注文を出してしまうリスクがあることです。また、何らかのトラブルで電波が通じない状況にあると取引することができないことです。

ETFを上場している企業の一覧

ETFを上場するには、証券取引所の定める上場審査基準や適時開示基準、上場廃止基準といったさまざまな基準をクリアする必要があります。

2012年9月現在、ETFを上場している企業は17社あります。

上のグラフは、ETFを上場している企業の割合を示したものです。ETFの140銘柄のうち、企業の割合は野村アセットマネジメント株式会社が28%、大和証券投資信託委託株式会社が16%、日興アセットマネジメント株式会社が15%になっています。

企業名銘柄数
野村アセットマネジメント株式会社39
大和証券投資信託委託株式会社22
日興アセットマネジメント株式会社21
ETFセキュリティーズ・マネジメント・カンパニー・リミテッド19
三菱UFJ投信株式会社12
バークレイズ・バンク・ピーエルシー10
シンプレクス・アセット・マネジメント7
三菱UFJ信託銀行株式会社4
国際投信投資顧問2
BNPパリバ・インベストメント・パートナーズ・ルクセンブルグ1
ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニー1
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・シンガポール・リミテッド1
サムスン資産運用株式会社1
ブラックロック・ジャパン株式会社1
みずほ投信投資顧問株式会社1
ワールド・ゴールド・トラスト・サービシズ・エルエルシー1
三井住友アセットマネジメント株式会社1


野村アセットマネジメント株式会社では、日経225連動型上場投資信託やTOPIX連動型上場投資信託をはじめ、エネルギー資源や食品、電機・精密といったセクターごとのETFを上場しています。また、大和証券投資信託委託株式会社では、TOPIXの銘柄を業種ごとに17に分割したETFを上場しています。例えば、ダイワ 上場投信・TOPIX-17医薬品やダイワ 上場投信・TOPIX-17電力・ガスのように「TOPIX-17」の名称が含まれています。そして、日興アセットマネジメント株式会社ではTOPIXの銘柄を大型株、中型株、小型株に分類した上場インデックスTOPIX100日本大型株、上場インデックスTOPIXMid400日本中型株、上場インデックスTOPIXSmall日本小型株などを上場しています。

その他には、金や銀、原油、大豆、とうもろこしなどの商品を中心に扱うETFセキュリティーズ・マネジメント・カンパニー・リミテッドやバークレイズ・バンク・ピーエルシー、VIXを取り扱う国際投信投資顧問、金や銀、プラチナなどの貴金属を取り扱う三菱UFJ信託銀行株式会社などがあります。

2012年9月21日金曜日

ETFの銘柄一覧

ETFの銘柄数は2012年9月の時点で約140あります。そして、いずれの銘柄にも価格の連動となる対象の商品があります。ここでは、ETFの銘柄をジャンルごとに紹介します。

表の「コード」は株式コード、「市場」は上場している証券市場、「名称」はETFの銘柄の名称、「連動対象」はETFに連動する商品名を表しています。

▼日経
コード市場名称連動対象
1329東証iシェアーズ日経225日経225
1330東証上場インデックスファンド225日経225
1320大証ダイワ 上場投信-日経225日経225
1321大証日経225連動型上場投資信託日経225
1346大証MAXIS 日経225上場投信日経225
1319東証日経300株価指数連動型上場投資信託日経300
1556東証上場インデックスファンド日経中国関連株50日経中国関連株50
1570大証(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信日経平均レバレッジ
1571大証(NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信日経平均インバース
1565東証日経カバードコール指数上場投信日経平均カバードコール
▼TOPIX
コード市場名称連動対象
1305東証ダイワ 上場投信-トピックスTOPIX
1306東証TOPIX連動型上場投資信託TOPIX
1308東証上場インデックスファンドTOPIXTOPIX
1348東証MAXIS トピックス上場投信TOPIX
1567東証MAXISトピックスリスクコントロール(5%)TOPIXリスコン(ボラ5%)
1574東証MAXISトピックスリスクコントロール(10%)TOPIXリスコン(ボラ10%)
1310東証ダイワ 上場投信-トピックス・コア30TOPIX Core30
1311東証TOPIXCore30連動型上場投資信託TOPIX Core30
1316東証上場インデックスTOPIX100日本大型株TOPIX 100
1317東証上場インデックスTOPIXMid400日本中型株TOPIX Mid400
1318東証上場インデックスTOPIXSmall日本小型株TOPIX Small
1344東証MAXIS トピックス・コア30上場投信TOPIX Core30
1562東証YOURMIRAIアジア関連日本株指数上場投信TOPIXアジア関連株指数
1568東証TOPIXブル2倍上場投信TOPIXレバレッジ(2倍)指数
1569東証TOPIXベア上場投信TOPIXインバース(-1倍)
▼日本株指数 (業種別)
コード市場名称連動対象
1610東証ダイワ 上場投信-東証電気機器株価指数東証業種別株価指数(電気機器)
1613東証東証電気機器株価指数連動型上場投資信託東証業種別株価指数(電気機器)
1612東証ダイワ 上場投信-東証銀行業株価指数東証業種別株価指数(銀行業)
1615東証東証銀行業株価指数連動型上場投資信託東証業種別株価指数(銀行業)
1617東証(NEXT FUNDS)食品上場投信TOPIX-17 食品
1634東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17食品TOPIX-17 食品
1618東証(NEXT FUNDS)エネルギー資源上場投信TOPIX-17 エネルギー資源
1635東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17エネルギー資源TOPIX-17 エネルギー資源
1619東証(NEXT FUNDS)建設・資材上場投信TOPIX-17 建設・資材
1636東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17建設・資材TOPIX-17 建設・資材
1620東証(NEXT FUNDS)素材・化学上場投信TOPIX-17 素材・化学
1637東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17素材・化学TOPIX-17 素材・化学
1621東証(NEXT FUNDS)医薬品上場投信TOPIX-17 医薬品
1638東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17医薬品TOPIX-17 医薬品
1622東証(NEXT FUNDS)自動車・輸送機上場投信TOPIX-17 自動車・輸送機
1639東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17自動車・輸送機TOPIX-17 自動車・輸送機
1623東証(NEXT FUNDS)鉄鋼・非鉄上場投信TOPIX-17 鉄鋼・非鉄
1640東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17鉄鋼・非鉄TOPIX-17 鉄鋼・非鉄
1624東証(NEXT FUNDS)機械上場投信TOPIX-17 機械
1641東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17機械TOPIX-17 機械
1625東証(NEXT FUNDS)電機・精密上場投信TOPIX-17 電機・精密
1642東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17電機・精密TOPIX-17 電機・精密
1626東証(NEXT FUNDS)情報通信・サービス上場投信TOPIX-17 情報・サービス
1643東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17情報・サービスTOPIX-17 情報・サービス
1627東証(NEXT FUNDS)電力・ガス上場投信TOPIX-17 電力・ガス
1644東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17電力・ガスTOPIX-17 電力・ガス
1628東証(NEXT FUNDS)運輸・物流上場投信TOPIX-17 運輸・物流
1645東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17運輸・物流TOPIX-17 運輸・物流
1629東証(NEXT FUNDS)商社・卸売上場投信TOPIX-17 商社・卸売
1646東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17商社・卸売TOPIX-17 商社・卸売
1630東証(NEXT FUNDS)小売上場投信TOPIX-17 小売
1647東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17小売TOPIX-17 小売
1631東証(NEXT FUNDS)銀行上場投信TOPIX-17 銀行
1648東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17銀行TOPIX-17 銀行
1632東証(NEXT FUNDS)金融(除く銀行)上場投信TOPIX-17 金融
1649東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17金融(除く銀行)TOPIX-17 金融
1633東証(NEXT FUNDS)不動産上場投信TOPIX-17 不動産
1650東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17不動産TOPIX-17 不動産
▼日本株指数 (規模別)
コード市場名称連動対象
1314東証上場インデックスファンドS&P日本新興株100S&P日本新興株100指数
1347東証上場インデックスFTSE日本グリーンチップ35FTSE日本グリーンチップ35
1544東証上場インデックスファンド日本株式MSCIジャパンインデックス
1563東証マザーズ・コア上場投信東証マザーズCore指数
1670東証MAXIS S&P三菱系企業群上場投信S&P企業グループ三菱系企業群
1698東証上場インデックスファンド日本高配当東証配当フォーカス100
1312大証小型コア・インデックス連動型上場投資信託R/N Small Cap Core
1551大証JASDAQ-TOP20上場投信JASDAQ-TOP20
1553名証MAXIS S&P東海上場投信S&P日本地域別指数-東海-
▼REIT
コード市場名称連動対象
1343東証(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信東証REIT指数
1345東証上場インデックスファンドJリート隔月分配東証REIT指数
1555東証上場インデックスファンド豪州リートS&P/ASX200 A-REIT指数
▼SP
コード市場名称連動対象
1547東証上場インデックスファンド米国株式(S&P500)S&P500株価指数
1549東証上場インデックスファンドS&P CNX NiftyS&P CNX Nifty指数
1557東証SPDR S&P500 ETFS&P500株価指数
1678東証(NEXT FUNDS)インド株式指数上場投信S&P CNX Nifty指数
2029東証iPath VIX中期先物指数連動受益証券S&P 500 VIX中期先物指数
2030東証iPath VIX短期先物指数連動受益証券S&P 500 VIX短期先物指数
1552大証国際のETF VIX短期先物指数S&P500 VIX短期先物指数
1561大証国際のETF VIX中期先物指数S&P500 VIX中期先物指数
▼ダウ
コード市場名称連動対象
1679東証Simple-X NYダウ・ジョーンズ上場投信ダウ工業株30種平均株価
1546大証(NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種ダウジョーンズ工業株30 種平均
▼MSCI
コード市場名称連動対象
1550東証MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信MSCIコクサイ・インデックス(円)
1554東証上場インデックスF世界株式(MSCI ACWI)MSCI ACWI ex Japan
1680東証上場インデックスファンド海外先進国株式MSCIコクサイ・インデックス(円)
1681東証上場インデックスファンド海外新興国株式MSCIエマージング
▼海外株式
コード市場名称連動対象
1313東証サムスンKODEX200上場指数投資信託KOSPI200
1322東証上場インデックスファンド中国A株CSI300CSI300指数
1325東証(NEXT FUNDS)ブラジル株式指数上場投信ボベスパ指数
1548東証上場インデックスファンド中国H株ハンセン中国企業株指数
1559東証(NEXT FUNDS)タイ株式指数連動型上場投信SET50指数
1560東証(NEXT FUNDS)マレーシアKLCI連動型上場投信FTSEブルサ・マレーシアKLCI指数
1309大証上海株式指数・上証50連動型上場投資信託上証50指数
1323大証(NEXT FUNDS)南アフリカ株式指数上場投信FTSE/JSE Africa
1324大証(NEXT FUNDS)ロシア株式指数上場投信RTS指数
1545大証(NEXT FUNDS)NASDAQ-100(R)連動型上場投信NASDAQ100
▼海外債券
コード市場名称連動対象
1349東証ABF 汎アジア債券インデックス・ファンドiBoxx ABF パン・アジア
1566東証上場インデックスファンド新興国債券Barclays Capital新興市場国債
1677東証上場インデックスファンド海外債券毎月分配シティ世界国債(除く日本)
▼商品
コード市場名称連動対象
1327東証イージーETFS&PGSCI商品指数クラスA米ドルS&P GSCI 商品
1676東証ETFS 貴金属バスケット上場投信合成
1684東証ETFS 総合商品指数(DJ-UBSCI)DJ-UBSCI総合商品指数
1685東証ETFS エネルギー商品指数(DJ-UBSCI)DJ-UBSCIエネルギー商品指数
1686東証ETFS 産業用金属商品指数(DJ-UBSCI)DJ-UBSCI産業用金属商品指数
1687東証ETFS 農産物商品指数(DJ-UBSCI)DJ-UBSCI農産物商品指数
1688東証ETFS 穀物商品指数(DJ-UBSCI)DJ-UBSCI穀物商品指数
2021東証iPath 商品指数連動受益証券S&P GSCIトータル・リターン指数
2022東証iPath 貴金属指数連動受益証券S&P GSCI貴金属指数
2023東証iPath 産業用金属指数連動受益証券S&P GSCI産業用メタル指数
2024東証iPath エネルギー指数連動受益証券S&P GSCIエネルギー指数
2025東証iPath 農産物指数連動受益証券S&P GSCI農産物指数
2026東証iPath 穀物指数連動受益証券S&P GSCI穀物指数
2027東証iPath ソフト農産物指数連動受益証券S&P GSCIソフト・コモディティ
2028東証iPath 畜産物指数連動受益証券S&P GSCI畜産物商品指数
▼金
コード市場名称連動対象
1326東証SPDRゴールド・シェア
1540東証純金上場信託(現物国内保管型)金地金1gの現在価値
1328大証金価格連動型上場投資信託1g金価格
1683大証国内金先物価格連動型上場投信TOCOM金先物
▼銀
コード市場名称連動対象
1542東証純銀上場信託(現物国内保管型)銀地金100gの現在価値
1673東証ETFS 銀上場投信
▼プラチナ
コード市場名称連動対象
1541東証純プラチナ上場信託(現物国内保管型)プラチナ地金1gの現在価値
1674東証ETFS 白金上場投信白金
1682大証(NEXT FUNDS)日経・東工取白金指数上場投信日経・東工取白金指数
▼その他貴金属
コード市場名称連動対象
1543東証純パラジウム上場信託(現物国内保管型)パラジウム地金10gの現在価値
1675東証ETFS パラジウム上場投信パラジウム
1692東証ETFS アルミニウム上場投資信託DJ-UBSCIアルミニウム商品指数
1693東証ETFS 銅上場投資信託DJ-UBSCI銅商品指数
1694東証ETFS ニッケル上場投資信託DJ-UBSCIニッケル商品指数
▼石油・ガス・ガソリン
コード市場名称連動対象
1689東証ETFS 天然ガス上場投資信託DJ-UBSCI天然ガス商品指数
1690東証ETFS WTI原油上場投資信託DJ-UBSCI原油商品指数
1671大証WTI原油価格連動型上場投信WTI原油先物
1699東証(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場NOMURA原油インデックス
1691東証ETFS ガソリン上場投資信託DJ-UBSCIガソリン商品指数
▼農作物
コード市場名称連動対象
1695東証ETFS 小麦上場投資信託DJ-UBSCI小麦商品指数
1696東証ETFS とうもろこし上場投資信託DJ-UBSCIとうもろこし商品指数
1697東証ETFS 大豆上場投資信託DJ-UBSCI大豆商品指数

ETFを取り扱う証券会社の一覧

ETFは、証券取引所で取引される投資信託で、証券取引所の会員である証券会社を通じて売買できます。

ここでは、ETFを取り扱っている証券会社のうちインターネットでの取引が可能な証券会社を紹介します。

証券会社名
藍澤証券(株)
安藤証券(株)
今村証券(株)
岩井コスモ証券(株)
エース証券(株)
エイチ・エス証券(株)
SMBC日興証券(株)
SMBCフレンド証券(株)
(株)SBI証券
岡三証券(株)
カブドットコム証券(株)
GMOクリック証券(株)
(株)証券ジャパン
大和証券(株)
東海東京証券(株)
東洋証券(株)
内藤証券(株)
野村証券(株)
廣田証券(株)
松井証券(株)
マネックス証券(株)
丸三証券(株)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)
水戸証券(株)
豊証券(株)
(株)ライブスター証券
楽天証券(株)
リテラ・クレア証券(株)

ETFのストップ安・ストップ高の値幅制限は

ETFの銘柄には値幅制限が設けられています。

値幅制限は、証券取引所が適正な価格を維持して投資家を保護することを目的に定めているものです。

証券取引所では、前日の終値を基準として1日の値下がり幅と値上がり幅を決めています。値幅制限は証券取引所により異なり、また、価格によっても異なります。

ETFにおけるストップ安は、前日の終値を基準として1日の値下がり幅に達した場合になります。また、ETFにおけるストップ高は、前日の終値を基準として1日の値上がり幅に達した場合になります。

次の表は、ETFを上場している東京証券取引所(東証)大阪証券取引所(大証)名古屋証券取引所(名証)の設定する値幅制限です。2012年9月現在、3つの取引所とも値幅制限の設定は同じですが、相場状況により変更される可能性があります。

価格値幅制限
100円未満30円
200円未満50円
500円未満80円
700円未満100円
1,000円未満150円
1,500円未満300円
2,000円未満400円
3,000円未満500円
5,000円未満700円
7,000円未満1,000円
10,000円未満1,500円
15,000円未満3,000円
20,000円未満4,000円
30,000円未満5,000円
50,000円未満7,000円
70,000円未満10,000円
100,000円未満15,000円
150,000円未満30,000円
200,000円未満40,000円
300,000円未満50,000円
500,000円未満70,000円
700,000円未満100,000円
1,000,000円未満150,000円
1,500,000円未満300,000円
2,000,000円未満400,000円
3,000,000円未満500,000円
5,000,000円未満700,000円
7,000,000円未満1,000,000円
10,000,000円未満1,500,000円
15,000,000円未満3,000,000円
20,000,000円未満4,000,000円
30,000,000円未満5,000,000円
50,000,000円未満7,000,000円
50,000,000円以上10,000,000円

ETFの売買注文の種類

ETFの売買注文の種類には次のようなものがあります。

▼成行注文
成行注文は、証券会社の提示する価格で売り注文、あるいは、買い注文をすることです。価格は常に変動しているため、実際に成立する価格は証券会社の提示する価格と異なる場合があります。特に、相場が大きく動いている時には想定外の価格で約定する場合があります。

▼寄成注文
前場の寄付き、あるいは、後場の寄付きになったら成行で注文を出す方法です。前場の寄成注文は前場の開始前に注文する必要があります。また、後場の寄成注文は後場の開始前に注文する必要があります。

▼引成注文
前場の引け、あるいは、後場の引け(大引け)になったら成行で注文を出す方法です。前場の引成注文は前場の引け前に注文する必要があります。また、後場の引成注文は後場の引け(大引け)前に注文する必要があります。

▼指値注文
指値注文は、自分の売りたい価格、あるいは、買いたい価格で注文をすることです。市場の価格が自分の売買したい価格に到達した時に約定します。指値注文は約定する確率が100%ではないため、売買不成立のリスクがあります。しかし、思い通りの価格で注文が成立するため、成行注文より資金管理がしやすいといわれています。

▼寄指注文
前場の寄付き、あるいは、後場の寄付きになったら指値で注文を出す方法です。前場の寄指注文は前場の開始前に注文する必要があります。また、後場の寄指注文は後場の開始前に注文する必要があります。

▼引指注文
前場の引け、あるいは、後場の引け(大引け)になったら指値で注文を出す方法です。前場の引成注文は前場の引け前に注文する必要があります。また、後場の引成注文は後場の引け(大引け)前に注文する必要があります。

▼指成注文
前場、あるいは、後場の引け(大引け)までは指値注文が執行され、その注文が約定しなければ引けで成行注文が執行される注文方法です。例えば、1,000円の価格で買いの指成注文をした場合、価格が1,000円に到達すれば買い注文が成立します。しかし、1,000円に到達せずに1,200円で引けた場合には1,200円で買い注文が成立します。

▼IOC注文
IOC注文は1単元よりも多い注文数の場合の注文方法で、指定した価格(あるいはそれよりも有利な価格)で一部が約定した場合、約定しなかった数量についてはキャンセルする注文方法のことです。

・ETFの取引画面

ETFのセミナーの一覧

ETFを取り扱う証券会社の中には、ETFのセミナーを開催していることがあります。また、インターネットを介した「Webセミナー」を開催しているところもあります。

次の表はセミナーを開催している証券会社と過去に開催されたセミナーの内容をまとめたものです。

証券会社セミナーWebセミナーの内容
アイザワ証券アジア株セミナー、日本株セミナー
あかつき証券×どうなる為替!?大胆予想
安藤証券×個人投資家向けセミナー
いちよし証券×日本株式市場の展望と国際分散投資について、秋相場の展望とグローバルマーケットの行方について
岩井コスモ証券×アジア投資の魅力と円高問題
エース証券×有利な投信の見分け方、資源ファンド(株式と通貨)の運用報告会
エイチ・エス証券×投信無料相談会~持っている投信どうしたらいいの~、どうなる日本株式
SMBC日興証券円ヘッジ外債型ファンド、日興GSグロース・マーケッツ・ファンド
SBI證券上場投信(ETF)の活用法、KODEX200 ETF(韓国株式連動)のご紹介
岡三証券投資信託を活用した資産運用、国内外投資信託の投資環境について
木村証券×外国債券・中国株、輝く女性のためのマネーレッスン
光世証券×プライベート・セミナー(個人向けセミナー)
GMOクリック証券×ブル・ベア型ETF やさしく学べるセミナー
高木証券×注目高まる新興国投資の魅力、躍進が期待されるインドネシアの魅力
立花証券×株式セミナー
大和証券今後の株式相場の見通し&為替の見通しと外貨資産活用ポイント
東海東京証券×「J-REIT・リサーチ・オープンセミナー、株式セミナー
東洋証券×ETFセミナー、外国株セミナー
内藤証券×株式投資セミナー
新潟証券×海外情勢と株式市場 2013年相場を展望する!
西村証券×経済セミナー
野村證券ETFセミナー/相場の上昇、下落を賢く投資に生かす技~、ETFの魅力
日の出証券×2012年の投資環境について、投資セミナー
マネックス証券『日本株展望』チャット駆け込み寺
丸福証券×今後の世界動向、やさしい資産運用セミナー
三菱UFJモルガン・スタンレー証券×当面の投資環境と運用戦略
水戸証券×個別投資相談会、投資信託セミナー
明和證券×将来を無視して暮らしてきた世界経済の展望

ETFの銘柄の呼値は

ETFの呼値とは、ETFの銘柄の最小の値動きする単位のことです。呼値は刻み値ともいいます。

例えば、価格が1,000円の場合の呼値は1円と決められています(2012年9月現在)。よって、最小の値下りは999円になり、最小の値上がりは1,001円になります。999.9円や1,001.1円という値はつきません。また、価格が10,000円の場合の呼値は5円と決められています。よって、最小の値下りは9,995円になり、最小の値上がりは10,005円になります。9,998円や10,003円という値はつきません。

呼値は証券取引所により決められています。次の表はETFを上場している東京証券取引所(東証)大阪証券取引所(大証)名古屋証券取引所(名証)の設定する呼値です。

2012年9月現在、3つの取引所とも値幅制限の設定は同じですが、相場状況により変更される可能性があります。

価格呼値
3,000円以下1円
3,000円超5,000円以下5円
5,000円超3万円以下10円
3万円超5万円以下50円
5万円超30万円以下100円
30万円超50万円以下500円
50万円超300万円以下1,000円
300万円超500万円以下5,000円
500万円超3,000万円以下1万円
3,000万円超5,000万円以下5万円
5,000万円超10万円

ETFの銘柄の取引単位は

ETFの取引単位は銘柄により異なります。ETFの場合、取引単位は10株単位や100株単位であることが多いようです。また、価格が1万円前後の銘柄は1株単位、100円前後の銘柄は1,000株単位が多いようです。

以下は、2012年9月現在のETFの銘柄の取引単位の一覧です。

▼日経
コード市場名称取引単位
1329東証iシェアーズ日経22510
1330東証上場インデックスファンド22510
1320大証ダイワ 上場投信-日経2251
1321大証日経225連動型上場投資信託1
1346大証MAXIS 日経225上場投信1
1319東証日経300株価指数連動型上場投資信託1,000
1556東証上場インデックスファンド日経中国関連株5010
1570大証(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信1
1571大証(NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信1
1565東証日経カバードコール指数上場投信1
▼TOPIX
コード市場名称取引単位
1305東証ダイワ 上場投信-トピックス10
1306東証TOPIX連動型上場投資信託10
1308東証上場インデックスファンドTOPIX100
1348東証MAXIS トピックス上場投信10
1567東証MAXISトピックスリスクコントロール(5%)10
1574東証MAXISトピックスリスクコントロール(10%)10
1310東証ダイワ 上場投信-トピックス・コア3010
1311東証TOPIXCore30連動型上場投資信託10
1316東証上場インデックスTOPIX100日本大型株10
1317東証上場インデックスTOPIXMid400日本中型株10
1318東証上場インデックスTOPIXSmall日本小型株10
1344東証MAXIS トピックス・コア30上場投信10
1562東証YOURMIRAIアジア関連日本株指数上場投信10
1568東証TOPIXブル2倍上場投信10
1569東証TOPIXベア上場投信10
▼日本株指数 (業種別)
コード市場名称取引単位
1610東証ダイワ 上場投信-東証電気機器株価指数10
1613東証東証電気機器株価指数連動型上場投資信託10
1612東証ダイワ 上場投信-東証銀行業株価指数100
1615東証東証銀行業株価指数連動型上場投資信託100
1617東証(NEXT FUNDS)食品上場投信1
1634東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17食品1
1618東証(NEXT FUNDS)エネルギー資源上場投信1
1635東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17エネルギー資源1
1619東証(NEXT FUNDS)建設・資材上場投信1
1636東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17建設・資材1
1620東証(NEXT FUNDS)素材・化学上場投信1
1637東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17素材・化学1
1621東証(NEXT FUNDS)医薬品上場投信1
1638東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17医薬品1
1622東証(NEXT FUNDS)自動車・輸送機上場投信1
1639東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17自動車・輸送機1
1623東証(NEXT FUNDS)鉄鋼・非鉄上場投信1
1640東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17鉄鋼・非鉄1
1624東証(NEXT FUNDS)機械上場投信1
1641東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17機械1
1625東証(NEXT FUNDS)電機・精密上場投信1
1642東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17電機・精密1
1626東証(NEXT FUNDS)情報通信・サービス上場投信1
1643東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17情報・サービス1
1627東証(NEXT FUNDS)電力・ガス上場投信1
1644東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17電力・ガス1
1628東証(NEXT FUNDS)運輸・物流上場投信1
1645東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17運輸・物流1
1629東証(NEXT FUNDS)商社・卸売上場投信1
1646東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17商社・卸売1
1630東証(NEXT FUNDS)小売上場投信1
1647東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17小売1
1631東証(NEXT FUNDS)銀行上場投信1
1648東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17銀行1
1632東証(NEXT FUNDS)金融(除く銀行)上場投信1
1649東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17金融(除く銀行)1
1633東証(NEXT FUNDS)不動産上場投信1
1650東証ダイワ 上場投信・TOPIX-17不動産1
▼日本株指数 (規模別)
コード市場名称取引単位
1314東証上場インデックスファンドS&P日本新興株100100
1347東証上場インデックスFTSE日本グリーンチップ3510
1544東証上場インデックスファンド日本株式10
1563東証マザーズ・コア上場投信1
1670東証MAXIS S&P三菱系企業群上場投信100
1698東証上場インデックスファンド日本高配当10
1312大証小型コア・インデックス連動型上場投資信託1
1551大証JASDAQ-TOP20上場投信10
1553名証MAXIS S&P東海上場投信10
▼REIT
コード市場名称取引単位
1343東証(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信10
1345東証上場インデックスファンドJリート隔月分配100
1555東証上場インデックスファンド豪州リート10
▼SP
コード市場名称取引単位
1547東証上場インデックスファンド米国株式(S&P500)10
1549東証上場インデックスファンドS&P CNX Nifty10
1557東証SPDR S&P500 ETF1
1678東証(NEXT FUNDS)インド株式指数上場投信100
2029東証iPath VIX中期先物指数連動受益証券1
2030東証iPath VIX短期先物指数連動受益証券1
1552大証国際のETF VIX短期先物指数1
1561大証国際のETF VIX中期先物指数1
▼ダウ
コード市場名称取引単位
1679東証Simple-X NYダウ・ジョーンズ上場投信10
1546大証(NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種1
▼MSCI
コード市場名称取引単位
1550東証MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信10
1554東証上場インデックスF世界株式(MSCI ACWI)10
1680東証上場インデックスファンド海外先進国株式10
1681東証上場インデックスファンド海外新興国株式10
▼海外株式
コード市場名称取引単位
1313東証サムスンKODEX200上場指数投資信託10
1322東証上場インデックスファンド中国A株CSI30010
1325東証(NEXT FUNDS)ブラジル株式指数上場投信100
1548東証上場インデックスファンド中国H株10
1559東証(NEXT FUNDS)タイ株式指数連動型上場投信1
1560東証(NEXT FUNDS)マレーシアKLCI連動型上場投信1
1309大証上海株式指数・上証50連動型上場投資信託1
1323大証(NEXT FUNDS)南アフリカ株式指数上場投信100
1324大証(NEXT FUNDS)ロシア株式指数上場投信100
1545大証(NEXT FUNDS)NASDAQ-100(R)連動型上場投信10
▼海外債券
コード市場名称取引単位
1349東証ABF 汎アジア債券インデックス・ファンド1
1566東証上場インデックスファンド新興国債券1
1677東証上場インデックスファンド海外債券毎月分配10
▼商品
コード市場名称取引単位
1327東証イージーETFS&PGSCI商品指数クラスA米ドル1
1676東証ETFS 貴金属バスケット上場投信1
1684東証ETFS 総合商品指数(DJ-UBSCI)10
1685東証ETFS エネルギー商品指数(DJ-UBSCI)10
1686東証ETFS 産業用金属商品指数(DJ-UBSCI)10
1687東証ETFS 農産物商品指数(DJ-UBSCI)10
1688東証ETFS 穀物商品指数(DJ-UBSCI)100
2021東証iPath 商品指数連動受益証券1
2022東証iPath 貴金属指数連動受益証券1
2023東証iPath 産業用金属指数連動受益証券1
2024東証iPath エネルギー指数連動受益証券1
2025東証iPath 農産物指数連動受益証券1
2026東証iPath 穀物指数連動受益証券1
2027東証iPath ソフト農産物指数連動受益証券1
2028東証iPath 畜産物指数連動受益証券1
▼金
コード市場名称取引単位
1326東証SPDRゴールド・シェア1
1540東証純金上場信託(現物国内保管型)1
1328大証金価格連動型上場投資信託10
1683大証国内金先物価格連動型上場投信10
1672 東証 ETFS 金上場投信 1
▼銀
コード市場名称取引単位
1542東証純銀上場信託(現物国内保管型)1
1673東証ETFS 銀上場投信10
▼プラチナ
コード市場名称取引単位
1541東証純プラチナ上場信託(現物国内保管型)1
1674東証ETFS 白金上場投信1
1682大証(NEXT FUNDS)日経・東工取白金指数上場投信100
▼その他貴金属
コード市場名称取引単位
1543東証純パラジウム上場信託(現物国内保管型)1
1675東証ETFS パラジウム上場投信1
1692東証ETFS アルミニウム上場投資信託100
1693東証ETFS 銅上場投資信託10
1694東証ETFS ニッケル上場投資信託10
▼石油・ガス・ガソリン
コード市場名称取引単位
1689東証ETFS 天然ガス上場投資信託100
1690東証ETFS WTI原油上場投資信託10
1671大証WTI原油価格連動型上場投信1
1699東証(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場10
1691東証ETFS ガソリン上場投資信託10
▼農作物
コード市場名称取引単位
1695東証ETFS 小麦上場投資信託100
1696東証ETFS とうもろこし上場投資信託100
1697東証ETFS 大豆上場投資信託10

ETFの取引手数料の比較

ETFの取引の際には手数料がかかります。手数料は証券会社により異なります。

以下は、2012年9月現在の各証券会社の設定している手数料の比較一覧です。なお、表に記した手数料はインターネットで取引した場合の最低手数料になります。売買代金によっては手数料が異なりますので注意してください。また、電話や店頭での売買注文の場合にも手数料が異なります。

証券会社の中には、1日に何回取引しても手数料が一定額で済むコースなど投資家に有利なコースが用意されている場合があります。また、松井証券では1日の約定代金の合計額が10万円になるまでは手数料が無料です。

証券会社名 手数料
藍澤証券(株) 777円
安藤証券(株) 105円
今村証券(株) 1,050円
岩井コスモ証券(株) 84円
エース証券(株) 2,625円
エイチ・エス証券(株) 100円
SMBC日興証券(株) 787円
SMBCフレンド証券(株) 840円
(株)SBI証券 100円
岡三証券(株) 1,890円
カブドットコム証券(株) 141円
GMOクリック証券(株) 105円
(株)証券ジャパン 525円
大和証券(株) 1,050円
東海東京証券(株) 2,625円
東洋証券(株) 840円
内藤証券(株) 175円
野村証券(株) 500円
廣田証券(株) 105円
松井証券(株) 0円
マネックス証券(株) 105円
丸三証券(株) 210円
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株) 1,575円
水戸証券(株) 420円
豊証券(株) 525円
(株)ライブスター証券 84円
楽天証券(株) 145円
リテラ・クレア証券(株) 105円

2012年9月19日水曜日

株365の日経225証拠金取引とSQとの関係は

SQとは、日経225先物取引において、満期日を迎えた限月物の最終価格のことです。SQは、Special Quotationの略で日本語では特別清算数値、特別清算指数といいます。

SQが決められるのは限月の第2金曜日で、その日の日経平均株価(日経225)採用銘柄の始値をもとに算出されます。SQが決められる日をSQ算出日、SQ日などといいます。

なお、最終取引日はその前日の木曜日までです。木曜日までに決済されなかった取引はSQで清算されることになります。木曜日が祝日の場合には前日の水曜日が最終取引日になります。

多くの投資家はSQで清算することはほとんどなく、最終取引日までに清算するか他の限月へ乗り換えます。そのため、SQが近づくと出来高が増える傾向にあります。そこには投資家の思惑が絡むため値動きが荒くなります。特に裁定取引による値動きには注意が必要になります。裁定取引の手口は、日経225の理論価格をもとに先物と現物の売買を同時に行うものです。

日経225の理論価格は、次の計算式で求めることができます。

日経225の理論価格=現物価格+SQ日までの金利-SQ日までの配当金

日経225の理論価格が先物の価格を下回っていれば先物を売って現物を買います。逆に、日経225の理論価格が先物の価格を上回っていれば先物を買って現物を売ります。これにより、先物と現物の価格差が小さくなれば(さや寄せ)、利益を獲得できます。

SQは、日経平均株価の今後の相場の方向性を調べるために用いられることがあります。SQが現物の価格よりも安い時は日経平均株価は下降し、SQが現物の価格よりも高い時は日経平均株価は上昇する傾向にあるとされます。

下の表は、2012年1月から8月までのSQ日における日経225証拠金取引の価格とSQの一覧です。価格の高いほうの背景色を黄色で示しています。SQが高くその後の日経225証拠金取引が上昇した場合、あるいは、日経225証拠金取引が高くその後の日経225証拠金取引が下降した場合には推移の列を水色の背景色で示しています。

SQ日 日経225証拠金取引 SQ 推移
2012/01/13 8456 8470.71 上昇
2012/02/10 8922 9011.16 上昇
2012/03/09 10038 9946.46 上昇後下降
2012/04/13 9539 9638.83 下降
2012/05/11 8954 9019.35 下降
2012/06/08 8506 8613.40 上昇
2012/07/13 8813 8678.36 下降後上昇
2012/08/10 8917 8914.81 上昇

次の図は、日経225証拠金取引とSQとの価格の推移を示したものです。

株365の相場とニューヨーク市場の相場との関係

株365で取引可能な日経225証拠金取引、DAX証拠金取引、FTSE100証拠金取引、FTSE中国25証拠金取引の4銘柄とニューヨーク市場の相場とはどのような関係にあるでしょうか。

下の図は、株365の4銘柄のもとになる株価指数とNYダウ価格の推移をチャートに表したものです(中国はハンセン指数)。

▼日経225


▼DAX30


▼FTSE100


▼ハンセン指数


▼NYダウ


NYダウ価格は、2007年10月に高値をつけ、その後、下降トレンドで推移して2009年3月に安値をつけています。その後は2012年9月まで上昇トレンドで推移しています。

NYダウの値動きに似た値動きをしている指数は、DAX30とFTSE100の2銘柄です。

下の図は、2007年6月の時点の価格を100とした場合の各銘柄の値動きをグラフに表したものです。このグラフからは、DAX30とFTSE100に加えてハンセン指数も同じような値動きをしていることがわかります。NYダウに比べるとハンセン指数のほうがボラティリティの高い値動きをしています。


次に、NYダウの価格とそれぞれの株価指数とのサイコロジカルを週足ベースで比較してみます。期間は2007年6月から2012年8月までの間で、NYダウの価格が値上がりした時に同じく値上りしているか、NYダウの価格が値下がりした時に同じく値下りしているかを調べます。

その結果、DAX30の82.78%が最も高く、次いでFTSE100の78.02%でした。いずれも高い確率で連動しています。

▼NYダウと連動した週
・日経225:204週(74.73%)
・DAX30:226週(82.78%)
・FTSE100:213週(78.02%)
・ハンセン指数:205週(75.09%)

DAX30やFTSE100よりも連動性の低い日経225でも74.73%、また、ハンセン指数でも75.09%であり、4銘柄とも連動性の高いことがわかります。

株365の日経225証拠金取引と為替相場との関係

株365の日経225証拠金取引と為替相場とはどのような関係にあるでしょうか。

ここでは、日経225証拠金取引の値動きのもととなる日経平均株価(日経225)と主要通貨のチャートを見比べてみます。

次の図は、日経225の価格をチャートに表したものです。


日経225のチャートを見ると、2007年7月に18,000円の高値をつけた後(Aの地点)、下降トレンドで推移して2008年10月に7,000円割れまで推移して1つ目の底をつけました(Bの地点)。その後9,000円まで反騰したものの2009年3月に再び7,000円台を割りました。この地点が2番底になっています(Cの地点)。2009年5月からは8,000円台後半から1万円台のレンジに突入しましたが、2011年3月の東日本大震災の影響により一時的に8,000円台を割っています(Dの地点)。そして2012年9月までは8,000円から10,000円のレンジで推移しています。

なお、2010年3月の高値を頂点Eとして、F、Gを通るレジスタンスライン(赤色の線)が確認できます。そのため、長期的にはこのラインを意識した上値の重い値動きをする可能性があります。

次に、主要通貨のチャートを見てみます。ここでは、USD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY、EUR/USDのチャートを表示します。

▼USD/JPY
下のグラフは、USD/JPYの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるUSD/JPYは、下降トレンドの円高で推移しています。トレンドの方向性は同じですが、USD/JPYの傾き方のほうが日経225の傾き方よりも大きいように見えます。


▼EUR/JPY
下のグラフは、EUR/JPYの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるEUR/JPYは、下降トレンドの円高で推移しています。トレンドの方向性は同じですが、JSD/JPYと同じようにEUR/JPYの傾き方のほうが日経225の傾き方よりも大きいように見えます。


▼AUD/JPY
下のグラフは、AUD/JPYの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるAUD/JPYの値動きと日経225の値動きを比べると、2007年7月から2008年10月までの下降トレンドの部分は似た値動きをしています。また、2008年10月以降の値動きも似ていますが、反騰幅がAUD/JPYのほうが日経225よりも大きくなっています。ボラティリティもAUD/JPYのほうが日経225よりも大きいことがわかります。


▼EUR/USD
下のグラフは、EUR/USDの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるEUR/USDの値動きと日経225の値動きを比べると連動した部分は見つかりません。


以上のことから、日経225に連動した通貨はUSD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPYといった円通貨であることがわかります。また、円通貨以外のEUR/USDなどは日経225とは連動しないことがわかります。

株365のDAX証拠金取引と為替相場との関係

株365のDAX証拠金取引と為替相場とはどのような関係にあるでしょうか。

ここでは、DAX証拠金取引の値動きのもととなるDAX30と主要通貨のチャートを見比べてみます。

次の図は、DAX30の価格をチャートに表したものです。


DAX30のチャートを見ると、2008年1月に8,180ポイントの高値をつけた後(Aの地点)、下降トレンドで推移して2009年3月に3,500ポイントまで下落しました(Bの地点)。その後、2011年7月まで上昇トレンドが続きました(Cの地点)。なお、2011年3月の東日本大震災の影響はDAX30にも表れています(Dの地点)。

その後、2011年9月に底をつけた後(Eの地点)、2012年9月まで上昇トレンドで推移しています。

次に、主要通貨のチャートを見てみます。ここでは、EUR/JPY、EUR/USD、EUR/GBPのチャートを表示します。

▼EUR/JPY
下のグラフは、EUR/JPYの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるEUR/JPYは、下降トレンドの円高で推移しています。トレンドの方向性は2007年から2008年頃までは同じですが、2009年以降はDAX30が上昇トレンドであるのに対して、EUR/JPYは下降トレンドになっています。この期間では、DAX30は買われ、EUR/JPYではユーロが売られて円が買われている状況です。


▼EUR/USD
下のグラフは、EUR/USDの価格をチャートに表示したものです。EUR/USDはユーロが売られて少しずつ下値を更新する相場が続いています。表示期間におけるEUR/USDの値動きとDAX30の値動きを比べると連動した部分は見つかりません。


▼EUR/GBP
下のグラフは、EUR/GBPの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるEUR/GBPの値動きとDAX30の値動きを比べると、2007年7月から2008年においてはDAX30が下降トレンドであるのに対してEUR/GBPは上昇トレンドにあります。また、2009年以降はDAX30が上昇トレンドであるのに対してEUR/GBPは下降トレンドにあります。ユーロの通貨不安によってユーロが売られて英ポンドが買われていることが原因の1つと考えられます。


DAX30とEUR/GBPの値動きは、DAX30が上がればEUR/GBPが下がり、DAX30が下がればEUR/GBPが上がるという関係にあることがわかります。

株365のFTSE100証拠金取引と為替相場との関係

株365のFTSE100証拠金取引と為替相場とはどのような関係にあるでしょうか。

ここでは、FTSE100証拠金取引の値動きのもととなるFTSE100と主要通貨のチャートを見比べてみます。

次の図は、FTSE100の価格をチャートに表したものです。


FTSE100のチャートを見ると、2007年10月に6,800ポイントの高値をつけた後(Aの地点)、下降トレンドで推移して2009年3月に3,440ポイントまで下落しました(Bの地点)。ほぼ50%の下落率になります。その後、5,700ポイントあたりまで戻しています(Cの地点)。その後は、6,100ポイントをレジスタンスライン、4,800ポイントをサポートラインとしたレンジ相場が続いています(赤色の線)。

次に、主要通貨のチャートを見てみます。ここでは、EUR/GBP、GBP/JPY、GBP/USDのチャートを表示します。

▼EUR/GBP
下のグラフは、EUR/GBPの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるEUR/GBPの値動きとFTSE100の値動きを比べると、2007年7月から2008年においてはFTSE100が下降トレンドであるのに対してEUR/GBPは上昇トレンドにあります。また、2009年以降のFTSE100はレンジ相場が続いていますが、EUR/GBPは下降トレンドにあります。ユーロの通貨不安によって英ポンドが買われていることが原因の1つと考えられます。


▼GBP/JPY
下のグラフは、GBP/JPYの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるGBP/JPYの値動きとFTSE100の値動きを比べると、2009年初旬までは同じように下降トレンドで推移していることがわかります。2009年初旬以降は、FTSE100がレンジ相場であるのに対して、GBP/JPYは少し値を戻した後、再び下降トレンドで推移しています。
FTSE100のチャートを見ると、イギリス経済が安定していることがわかりますが、為替相場では円に対して英ポンドが売られている状況にあります。


▼GBP/USD
下のグラフは、GBP/USDの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるGBP/USDの値動きとFTSE100の値動きを比べると、2009年初旬までは同じように下降トレンドで推移していることがわかります。また、2009年以降も同じような値動きで、反発後にレンジ相場が続いています。ただし、反発の幅はGBP/USDよりもFTSE100のほうが大きくなっています。

株365のFTSE中国25証拠金取引と為替相場との関係

株365のFTSE中国25証拠金取引と為替相場とはどのような関係にあるでしょうか。

ここでは、FTSE中国25証拠金取引の値動きのもととなるFTSE中国25に似た動きをするハンセン指数と主要通貨のチャートを見比べてみます。

次の図は、ハンセン指数の価格をチャートに表したものです。


FTSE中国25のチャートを見ると、2007年11月に31,943ポイントの高値をつけた後(Aの地点)、下降トレンドで推移して2008年10月に10,565ポイントまで下落しました(Bの地点)。この間にFTSE中国25の価格は3分の1になっています。その後、2010年11月に24,942ポイントまで戻しています(Cの地点)。そして2012年9月まではゆるやかな下降トレンドで推移しています。

次に、主要通貨のチャートを見てみます。ここでは、HKD/JPY、CNY/JPY、CNY/USDのチャートを表示します。

▼HKD/JPY
下のグラフは、HKD/JPYの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるHKD/JPYの値動きとハンセン指数の値動きを比べると、2007年7月から2008年においてはFTSE中国25、HKD/JPYとも下降トレンドで推移しています。2009年以降もFTSE中国25、ハンセン指数ともゆるやかな下降トレンド推移しています。


▼CNY/JPY
下のグラフは、CNY/JPYの価格をチャートに表示したものです。CNY/JPYの値動きは、HKD/JPYとほとんど同じです。表示期間におけるCNY/JPYの値動きとハンセン指数の値動きを比べると、2007年7月から2008年においてはFTSE中国25、HKD/JPYとも下降トレンドで推移しています。2009年以降もFTSE中国25、ハンセン指数ともゆるやかな下降トレンド推移しています。


▼CNY/USD
下のグラフは、CNY/USDの価格をチャートに表示したものです。表示期間におけるCNY/USDの値動きは、2010年後半から上昇トレンドで推移し、人民元買い、米ドル売りが続いています。一方、2010年後半からのハンセン指数の値動きはゆるやかな下降トレンドです。そのため、2012年9月現在、ハンセン指数が下降するとCNY/USDが上昇する関係にあります。

株365の日経225証拠金取引の値動きを景気から予測するには

株365の日経225証拠金取引の値動きを景気動向から予測することができるでしょうか。

日本では、内閣府が景気統計の1つとして景気動向指数を発表しています。Webサイトからは内閣府のホームページの「統計表一覧:景気動向指数 結果」から閲覧できます。

景気動向指数には、先行指数、一致指数、遅行指数の3つの指数があります。先行指数は、
景気の動きに対して先行して動く指標のことで、景気の先行きに対する予測を行う時に用いられます。一致指数は、景気の動きに対して一致して動く指標のことで、景気の現状を把握する時に用いられます。遅行指数は、景気の動きに対して遅行して動く指標のことで、景気の転換点を確認する時に用いられます。

株365の日経225証拠金取引の値動きを景気動向から予測するには、先行指数と一致指数の2つの指数を用いて、前月と比べて上昇したか下降したかを調べます。

一般的に、先行指数と一致指数の関係と景気の予測は次のようになります。

先行指数が下降、一致指数が下降
先行き、現状とも景気が悪いため日経225証拠金取引は下がると予測できます。
先行指数が下降、一致指数が上昇
現状の景気はよいものの先行きが悪いため日経225証拠金取引は下がると予測できます。
先行指数が上昇、一致指数が下降
現状の景気は悪いものの先行きがよいため日経225証拠金取引は上がると予測できます。
先行指数が上昇、一致指数が上昇
先行き、現状とも景気がよいため日経225証拠金取引は上がると予測できます。

下の表は、2011年8月から2012年7月までの先行指数と一致指数の一覧です。また、前月比を色分けして表示しています。

年月先行
指数
一致
指数
先行
前月比
一致
前月比
2011年8月94.692.8
2011年9月93.392.4
2011年10月93.493.3
2011年11月94.692.4
2011年12月96.294.6
2012年1月94.694.7
2012年2月96.295.7
2012年3月96.697.3
2012年4月95.697.0
2012年5月95.295.8
2012年6月93.294.1
2012年7月91.892.8

景気動向指数の発表は、2か月遅れで発表されます。例えば、2012年7月分の景気動向指数は、2012年9月に発表されます。

次の表は、各月の先行指数と一致指数の前月比と、日経225証拠金取引の価格です。日経225証拠金取引の価格は、「年月日」の2か月前の価格です。そして、予測の列は、先行指数と一致指数から日経225証拠金取引の価格の推移が当たっているかどうかを示したものです。翌月に予測が当たっていたら「◎」印、3か月以内に予測が当たっていたら「○」印、外れていたら「×」印を記しました。なお、2012年7月分のデータは2012年9月7日に発表されています。そして、2012年9月17日の時点での日経225証拠金取引の価格で判定をしています。

年月先行一致日経225予測
2011年8月
2011年9月9986
2011年10月9821×
2011年11月9003×
2011年12月8398
2012年1月8705
2012年2月8588
2012年3月8571
2012年4月8863
2012年5月9792
2012年6月10102
2012年7月9382
(9219)

上の表の11か月の予測を見ると、日経225証拠金取引が予測通りに推移したのが9か月、予測通りでなかったのが2か月という結果になりました。

株365の日経225証拠金取引と信用残との関係は

株365の日経225証拠金取引と信用残とはどのような関係にあるでしょうか。

そもそも信用残とは何でしょうか。

信用残とは、信用取引における売り残と買い残の総称です。

売り残は、信用取引における売り方の取引残高のことです。株365でいう売り建玉の総数になります。一方、買い残は、信用取引における買い方の取引残高のことです。株365でいう買い建玉の総数になります。

売り残や買い残の増減や、売り残と買い残との比率などから、今後の相場を予測することができます。

一般的に株価が上昇した時は、相場の買い圧力は売り圧力を上回ります。信用取引では買い建玉が売り建玉を上回り、買い残が増加します。

信用取引の買い建玉はいつかは決済しなければならず、その時期は株価が上昇した時になります。つまり、株価が上昇しても買い残が多いと買い建玉の整理に押されて上値の重い値動きになります。

一方、株価が下降した時は、相場の売り圧力は買い圧力を上回ります。信用取引では売り建玉が買い建玉を上回り、売り残が増加します。

信用取引の売り建玉はいつかは決済しなければならず、その時期は株価が下降した時になります。つまり、株価が下降した場合、売り残が多いと売り建玉の整理によって株価が下支えされます。

それでは実際の信用残の動きを見てみることにします。なお、日経225証拠金取引では信用取引がないため、ETFの日経225連動型上場投資信託の信用残を用います。

下の図は、2012年1月から2012年8月までの日経225証拠金取引の値動きと日経225連動型上場投資信託の信用残の推移です。


上の図の赤色の四角で囲んだ部分は、買い残が減少しています。買い残の減少により上値が軽くなったため価格が上昇しています。青色の四角で囲んだ部分では、価格が下げ止まっています。その要因は売り残の増加にあります。緑色の四角で囲んだ部分でも売り残の増加と買い残の減少により価格が上昇しています。

2012年9月17日月曜日

株365のFTSE100証拠金取引の見方

FTSE100証拠金取引は、FTSE100指数(FTSE100種総合株価指数)に連動して値動きする銘柄です。そのため、FTSE100指数の値動きや構成銘柄の特徴を知ることでFTSE100証拠金取引の値動きを予測できます。

FTSE100証拠金取引は、イギリスのロンドン証券取引所に上場している銘柄から、時価総額の高い上位100銘柄の平均株価を算出したものです。

2012年9月現在、FTSE100指数に採用されている銘柄は、ボーダフォン、ロールスロイス、バーバリー、ロイター、ユニリーバ、BP、バークレイズ、HSBCなど日本でもよく知られている企業により構成されています。

FTSE100指数の構成銘柄のうち、およそ2割は金融会社や保険会社などで占めています。そのため、自国のイギリスをはじめ、隣国のアイルランドやEU各国、アメリカ合衆国などの金融政策や経済状況に影響を受けやすいとされます。


上の図は、FTSE100指数の値動きを月足ベースでチャートに表示したものです。

1999年12月に6,995ポイントの最高値をつけた後に急落し、その後2007年10月に6,802ポイントまで戻しています。そして、2012年8月末の時点で5,698ポイントで、最高値のおよそ81%の水準まで戻していることになります。ちなみに日経平均株価(日経225)では1989年に38,915円の高値をつけ、2012年8月末の時点で8,839円になっています。最高値からはおよそ22%の水準でしかありません。


上の図は、GBP/USDの値動きを月足ベースでチャートに表示したものです。FTSE100のチャートと比べると、2003年以降はおおよそ同じような値動きであることがわかります。緑色の線が2003年1月になります。

FTSE100証拠金取引の1日の値動きは、前半は東京市場や香港市場などのアジア市場の流れを受けます。その後、ほぼ同じ時間帯で推移しているフランクフルト市場、ユーロネクスト市場などの影響を受けます。後半は、ニューヨーク市場が開くためその影響を受けます。特にニューヨーク市場の影響は大きく、ボラティリティも高くなる傾向にあります。

株365のFTSE中国25証拠金取引の見方

FTSE中国25証拠金取引は、FTSE中国25に連動して値動きする銘柄です。そのため、FTSE中国25の値動きや構成銘柄の特徴を知ることでFTSE中国25証拠金取引の値動きを予測できます。

FTSE中国25証拠金取引は、香港証券取引所に上場している銘柄から、流動性が高く、また、時価総額の高い上位25銘柄の平均株価を算出したものです。これらの銘柄は、レッドチップ銘柄とH株により構成されています。

2012年9月現在、FTSE中国25に採用されている銘柄は、Air China、China Telecom、China Mobile、Bank of China、China Citic Bankなどです。

FTSE中国25の構成銘柄のうち、およそ5割は金融会社で占めています。そのため、中国の金融政策や経済状況に影響を受けやすいとされます。


上の図は、FTSE中国25証拠金取引の値動きをチャートに表したものです。

期間は2010年12月から2012年8月までです。チャートを見ると右肩下がりで推移していることがわかります。


上の図は、ハンセン指数の値動きをチャートに表したものです。FTSE中国25証拠金取引と同じような値動きをしています。

FTSE中国25証拠金取引の取引時間は日本時間の10時30分から17時までです。東京市場の取引時間が9時から15時なので、ほぼ同じ時間帯で取引が行われています。そのため、FTSE中国25証拠金取引は東京市場の値動きに影響を受けることがあります。また、東京市場は香港市場の影響を受けることがあります。


上の図は、日経平均株価の値動きをチャートに表したものです。ハンセン指数やFTSE中国25証拠金取引とほぼ同じような値動きをしていることがわかります。

株365のギャップリスクとは

株365のギャップリスクとは、取引時間外のイベントによる急激な値動きの危険性のことです。イベントの内容は、経済指標、政変や紛争、要人の発言、為替動向などが挙げられます。

例えば、日経225証拠金取引の取引時間は8時30分から翌6時(サマータイムは8時30分から翌5時)までです。取引時間外は6時から8時30分までで、この間に日経225証拠金取引の価格に大きな影響を及ぼすイベントが発生した場合、投資家は8時30分になるまで取引ができません。

もし、日経225証拠金取引にとってよいイベントであれば、取引開始時刻には価格を大きく上げて取引が始まります。この場合、日経225証拠金取引を買い建てしていればリスクにはなりませんが、売り建てしていれば大きなリスクになります。

一方、日経225証拠金取引にとって悪いイベントであれば、取引開始時刻には価格を大きく下げて取引が始まります。この場合、日経225証拠金取引を売り建てしていればリスクにはなりませんが、買い建てしていれば大きなリスクになります。

ギャップリスクは、株365をはじめ、株式取引やFX、CFDなどにもあります。そして、ギャップリスクは取引時間外が長ければ長いほど大きくなります。日経225証拠金取引では6時から8時30分までの2時間30分がギャップリスクの発生する時間帯になります。これは他の銘柄と比べると比較的短い時間です。

次の表は、株365の銘柄のギャップリスクの発生する時間帯の一覧です。

銘柄時間サマータイム
日経225証拠金取引6:00~8:305:00~8:30
DAX証拠金取引6:00~16:005:00~16:00
FTSE100証拠金取引6:00~17:005:00~17:00
FTSE中国25証拠金取引17:00~翌10:3017:00~翌10:30

ちなみに株式取引の場合には、取引時間は9時から11時30分と12時30分から15時までです。
取引時間外の11時30分から12時30分までの間の1時間をオーバーランチリスク、15時から翌9時までをオーバーナイトリスクといいます。

株365の相場と原油相場との関係

株365で取引可能な日経225証拠金取引、DAX証拠金取引、FTSE100証拠金取引、FTSE中国25証拠金取引の4銘柄と原油相場とはどのような関係にあるでしょうか。

下の図は、株365の4銘柄のもとになる株価指数と原油価格の推移をチャートに表したものです(中国はハンセン指数)。

▼日経225


▼DAX30


▼FTSE100


▼ハンセン指数


▼原油


原油価格は、2006年から2007年にかけて70ポイント前後で推移していましたが、その後に急騰して2008年7月に最高値をつけました。そして、半年後には最安値をつけるという荒っぽい値動きをしました。最安値をつけた後は、右肩上がりで推移し2012年9月14日の時点で99ポイントまで戻しています。

この原油の値動きに似た値動きをしている指数は、DAX30、FTSE100、ハンセン指数の3銘柄です。日経225の値動きは原油の値動きと異なることがわかります。

下の図は、2007年6月の時点の価格を100とした場合の各銘柄の値動きをグラフに表したものです。DAX30、FTSE100、ハンセン指数の3指数が同じような値動きをしています。そして、これらの値動きのボラティリティを高くした値動きが原油(WTI)になっています。


次に、原油価格とそれぞれの株価指数とのサイコロジカルを週足ベースで比較してみます。期間は2007年6月から2012年8月までの間で、原油価格が値上がりした時に同じく値上りしているか、原油価格が値下がりした時に同じく値下りしているかを調べます。

その結果、ハンセン指数の67.77%が最も高く、次いでFTSE100の64.10%、DAX30の61.54%と続きました。日経225は60.81%と最も低く、ここでも連動性の低いことがわかりました。

▼WTIと連動した週
・日経225:166週(60.81%)
・DAX30:168週(61.54%)
・FTSE100:175週(64.10%)
・ハンセン指数:185週(67.77%)

※次は参考データ
▼WTIのサイコロジカル
・前週よりも値下がりした週:124週
・前週よりも値上がりした週:149週

▼日経225のサイコロジカル
・前週よりも値下がりした週:141週
・前週よりも値上がりした週:132週

▼DAX30のサイコロジカル
・前週よりも値下がりした週:133週
・前週よりも値上がりした週:140週

▼FTSE100のサイコロジカル
・前週よりも値下がりした週:134週
・前週よりも値上がりした週:139週

▼ハンセン指数のサイコロジカル
・前週よりも値下がりした週:134週
・前週よりも値上がりした週:139週

株365の相場と金相場との関係

株365で取引可能な日経225証拠金取引、DAX証拠金取引、FTSE100証拠金取引、FTSE中国25証拠金取引の4銘柄と金相場とはどのような関係にあるでしょうか。

下の図は、株365の4銘柄のもとになる株価指数と金価格の推移をチャートに表したものです(中国はハンセン指数)。

▼日経225


▼DAX30


▼FTSE100


▼ハンセン指数


▼金


金価格は、2006年から一貫して上昇トレンドで推移しています。2011年9月に最高値をつけた後に約20%の押し目の局面がありましたが、2012年9月9日には最高値から92%まで戻しています。

この金の値動きに似た値動きをしている指数はありません。日経225が右肩下がりの値動きをしているので、金価格と比較すると反対のトレンドで推移しているように見えます。

下の図は、2007年6月の時点の価格を100とした場合の各銘柄の値動きをグラフに表したものです。このグラフからも金価格と指数との連動性は見られません。


次に、金価格とそれぞれの株価指数とのサイコロジカルを週足ベースで比較してみます。期間は2007年6月から2012年8月までの間で、金価格が値上がりした時に同じく値上りしているか、金価格が値下がりした時に同じく値下りしているかを調べます。

その結果、ハンセン指数の59.71%が最も高く、次いでDAX30の54.95%でした。いずれも60%に満たない連動でした。

▼金と連動した週
・日経225:140週(51.28%)
・DAX30:150週(54.95%)
・FTSE100:147週(53.85%)
・ハンセン指数:163週(79.71%)

以上のことから、株365の銘柄と金価格の連動性は低いと見てよいようです。