株式の投資基準とされる固定比率とは、企業の固定資産の株主資本に対する割合をパーセンテージで表したものです。
固定比率は、固定資産は返済不要の株主資本以下に収めるべきという考えに基づいて算出し、投資の判断基準とします。
固定比率は、次の計算式で求めることができます。
固定比率=固定資産÷株主資本×100
例えば、固定資産が2000億円で株主資本が2500億円ならば、固定比率は80%になります。
固定比率=2000億円÷2500億円×100=80%
固定比率は、企業が株主資本で固定資産を賄えているかどうかを調べるもので、数値が100%未満であれば財務内容の安全性の高い企業であると判断することができます。ちなみに、固定資産が株主資本よりも少なければ固定比率は100%未満になります。
固定比率は、企業の貸借対照表から算出できます。
上の貸借対照表では、固定資産合計額が15248百万円、株主資本が37701百万円です。固定比率は、次の計算式で求めることができます。
固定比率=15248百万円÷37701百万円×100≒40.44%
2012年6月25日月曜日
株式の投資基準とされる流動比率とは
株式の投資基準とされる流動比率とは、流動負債の流動資産の割合をパーセンテージで表したものです。
流動比率は次の計算式で求めることができます。
流動資産÷流動負債×100
例えば、流動資産が10億円、流動負債が4億円であれば、流動比率は250%になります。
流動比率=10億円÷4億円×100=250%
流動資産は、1年以内に現金にできる資産のことです。また、流動負債は、1年以内に支払わなけれなならない返済額のことです。
流動比率は、流動資産と流動負債のどちらかが多いかによって、企業の支払い能力が判断できます。
▼流動資産>流動負債の時
流動資産が流動負債を上回っている時は、すべて返済しても流動資産に余りがあるため支払い能力があると判断することができます。
▼流動資産<流動負債の時
流動資産が流動負債を下回っている時は、すべて返済した場合、流動資産は0になり、さらに負債を抱えてしまうため、支払能力がないと判断することができます。
流動比率は、企業の貸借対照表を見ればわかります。
下は流動比率が100%を上回っている場合の例です。
流動比率=161965÷67890×100=238.57%
下は流動比率が100%を割っている場合の例です。
流動比率=176017÷638474×100=27.57%
流動比率は次の計算式で求めることができます。
流動資産÷流動負債×100
例えば、流動資産が10億円、流動負債が4億円であれば、流動比率は250%になります。
流動比率=10億円÷4億円×100=250%
流動資産は、1年以内に現金にできる資産のことです。また、流動負債は、1年以内に支払わなけれなならない返済額のことです。
流動比率は、流動資産と流動負債のどちらかが多いかによって、企業の支払い能力が判断できます。
▼流動資産>流動負債の時
流動資産が流動負債を上回っている時は、すべて返済しても流動資産に余りがあるため支払い能力があると判断することができます。
▼流動資産<流動負債の時
流動資産が流動負債を下回っている時は、すべて返済した場合、流動資産は0になり、さらに負債を抱えてしまうため、支払能力がないと判断することができます。
流動比率は、企業の貸借対照表を見ればわかります。
下は流動比率が100%を上回っている場合の例です。
流動比率=161965÷67890×100=238.57%
下は流動比率が100%を割っている場合の例です。
流動比率=176017÷638474×100=27.57%
株式の投資基準とされる当座比率とは
株式の投資基準とされる当座比率とは、流動負債の当座資産の割合をパーセンテージで表したものです。
当座比率は次の計算式で求めることができます。
当座資産÷流動負債×100
例えば、当座資産が6億円、流動負債が5億円であれば、当座比率は120%になります。
当座比率=6億円÷5億円×100=120%
当座資産は、流動資産のうち特に換金性の高いものを指します。当座資産には、現金や預金、一時所有の有価証券、売掛金、受取手形などが挙げられます。ちなみに、換金性の低いものにはたな卸資産とその他流動資産が挙げられます。たな卸資産は、倉庫に保管した商品、売れ残りの商品などが挙げられます。その他流動資産には、短期貸付金、未収金、未収入金、前渡金、前払費用、仮払金、立替金などが挙げられます。
一般的に、当座比率が80%以上であれば企業の支払能力があると判断することができます。
当座比率は、企業の貸借対照表を見ればわかります。
流動資産の「現金及び現金同等物」、「定期預金」、「有価証券」、「営業債権」の合計額が当座資産になります。なお、有価証券については一時所有でなければ当座資産の計算対象から除外します。
上の貸借対照表から、当座比率を計算します。
(677312+49968+2438+61122+1009361+49687-7337)÷1838951×100=100.20%
当座比率は次の計算式で求めることができます。
当座資産÷流動負債×100
例えば、当座資産が6億円、流動負債が5億円であれば、当座比率は120%になります。
当座比率=6億円÷5億円×100=120%
当座資産は、流動資産のうち特に換金性の高いものを指します。当座資産には、現金や預金、一時所有の有価証券、売掛金、受取手形などが挙げられます。ちなみに、換金性の低いものにはたな卸資産とその他流動資産が挙げられます。たな卸資産は、倉庫に保管した商品、売れ残りの商品などが挙げられます。その他流動資産には、短期貸付金、未収金、未収入金、前渡金、前払費用、仮払金、立替金などが挙げられます。
一般的に、当座比率が80%以上であれば企業の支払能力があると判断することができます。
当座比率は、企業の貸借対照表を見ればわかります。
流動資産の「現金及び現金同等物」、「定期預金」、「有価証券」、「営業債権」の合計額が当座資産になります。なお、有価証券については一時所有でなければ当座資産の計算対象から除外します。
上の貸借対照表から、当座比率を計算します。
(677312+49968+2438+61122+1009361+49687-7337)÷1838951×100=100.20%
株式相場で用いられる高値、安値とは
株式相場で用いられる高値とは、ある期間での一番高かった株価のことです。また、安値は、一番安かった株価のことです。また、高値、安値を付けた日は大商いの取引になったり、相場の転換点であったりすることがあります。
ここでは、高値、安値に関連する用語を紹介します。
▼高値引け、安値引け
高値引けは、その日の取引が高値で終わることです。高値と終値が同値の場合です。安値引けは、その日の取引が安値で終わることです。安値と終値が同値になります。
高値引けの例
安値引けの例
▼高値寄り、安値寄り
高値寄りは、その日の寄付きが前日の終値よりも高値で始まることです。安値寄りは、その日の寄付きが前日の終値よりも安値で始まるとです。
高値寄りの例
安値寄りの例
▼上場来高値、上場来安値
上場来高値は、その銘柄が上場してから現在までの中で一番高い株価をつけることです。上場来安値は、その銘柄が上場してから現在までの中で一番安い株価をつけることです。
▼年初来高値、年初来安値
年初来高値は、1月から現在までの中で一番高い株価をつけることです。年初来安値は、1月から現在までの中で一番安い株価をつけることです。
▼高値圏、安値圏
高値圏は、ある期間において株価が高値の範囲にあることです。高値圏の範囲は特に決められていませんが、一般的には期間中の高値と安値の間の80%以上の範囲であることが多いようです。安値圏は、ある期間において株価が安値の範囲にあることです。安値圏の範囲は特に決められていませんが、一般的には期間中の高値と安値の間の20%以下の範囲であることが多いようです。
▼高値取引、安値取引
高値取引は、その日の中で高値圏で取引が行われていることです。安値取引は、その日の中で安値圏で取引が行われていることです。「前場は安値取引だったが、前場は一転して高値取引が続いた」などのように使われます。
▼高値拾い、安値拾い
高値拾いは、株式を高値圏で売り建玉したことです。また、安値拾いは、株式を安値圏で買ったことです。高値拾い、安値拾いの「拾う」はよい意味を表す時に用いられます。
▼高値掴み、安値掴み
高値掴みは、株式を高値圏で買ったことです。また、安値掴みは、株式を安値圏で売り建玉したことです。高値掴み、安値掴みの「掴む」は悪い意味を表す時に用いられます。
ここでは、高値、安値に関連する用語を紹介します。
▼高値引け、安値引け
高値引けは、その日の取引が高値で終わることです。高値と終値が同値の場合です。安値引けは、その日の取引が安値で終わることです。安値と終値が同値になります。
高値引けの例
安値引けの例
▼高値寄り、安値寄り
高値寄りは、その日の寄付きが前日の終値よりも高値で始まることです。安値寄りは、その日の寄付きが前日の終値よりも安値で始まるとです。
高値寄りの例
安値寄りの例
▼上場来高値、上場来安値
上場来高値は、その銘柄が上場してから現在までの中で一番高い株価をつけることです。上場来安値は、その銘柄が上場してから現在までの中で一番安い株価をつけることです。
▼年初来高値、年初来安値
年初来高値は、1月から現在までの中で一番高い株価をつけることです。年初来安値は、1月から現在までの中で一番安い株価をつけることです。
▼高値圏、安値圏
高値圏は、ある期間において株価が高値の範囲にあることです。高値圏の範囲は特に決められていませんが、一般的には期間中の高値と安値の間の80%以上の範囲であることが多いようです。安値圏は、ある期間において株価が安値の範囲にあることです。安値圏の範囲は特に決められていませんが、一般的には期間中の高値と安値の間の20%以下の範囲であることが多いようです。
▼高値取引、安値取引
高値取引は、その日の中で高値圏で取引が行われていることです。安値取引は、その日の中で安値圏で取引が行われていることです。「前場は安値取引だったが、前場は一転して高値取引が続いた」などのように使われます。
▼高値拾い、安値拾い
高値拾いは、株式を高値圏で売り建玉したことです。また、安値拾いは、株式を安値圏で買ったことです。高値拾い、安値拾いの「拾う」はよい意味を表す時に用いられます。
▼高値掴み、安値掴み
高値掴みは、株式を高値圏で買ったことです。また、安値掴みは、株式を安値圏で売り建玉したことです。高値掴み、安値掴みの「掴む」は悪い意味を表す時に用いられます。
株式取引でのサヤ取りの方法
サヤ取り(鞘取り)とは、2つの銘柄、あるいはそれ以上の銘柄の価格差を取る売買手段のことです。
株式取引でのサヤ取りの方法は、通常は2つの同じような値動きをする銘柄を選び、1つは売り、もう1つは買いのポジションを持ちます。2つの銘柄は基本的に同じ値動きをするため、収支はほとんど0で推移します。しかし、僅かなブレが生じた時に収支がプラスになることがあります。この時に2つの銘柄とも決済注文をして利益を確定するというものです。
ここでは、株式取引でのサヤ取りの方法を紹介します。
上の図は、ホンダとトヨタ自動車の株価をチャートに表示したものです。株価は異なりますが、ほとんど同じような値動きをしていることがわかります。
2月6日の週に、ホンダを信用取引により1000株売って、同じ日にトヨタ自動車を1000株買ったとします。上の図の青色の四角で囲んだ部分です。
上の表は、ホンダとトヨタ自動車のその後の値動きです。
上の表の4月16日の週には、ホンダは2866円に値上がりして、トヨタ自動車も3295円に値上がりしています。この時点で決済をすると、収支は次のようになります。
▼ホンダ
(2770円-2866円)×1000株=-96000円
▼トヨタ自動車
(3295円-3060円)×1000株=235000円
収支の合計は139000円のプラスになります。なお、売買手数料などの諸経費がかかるため、利益はこの金額より少なくなります。
-96000円+235000円=139000円
サヤ取りのメリットは、同じような値動きをする2つの銘柄を売買することで、リスクを抑えることができるという点が挙げられます。一方、サヤ取りのデメリットは、信用取引を行うため期限までに決済をしなければならないという点が挙げられます。期限までにプラスにならない場合もあるため、その時は損切りすることになります。また、サヤ取りは僅かな価格差を狙うため、相場に張り付いていなければなりません。
株式取引でのサヤ取りの方法は、通常は2つの同じような値動きをする銘柄を選び、1つは売り、もう1つは買いのポジションを持ちます。2つの銘柄は基本的に同じ値動きをするため、収支はほとんど0で推移します。しかし、僅かなブレが生じた時に収支がプラスになることがあります。この時に2つの銘柄とも決済注文をして利益を確定するというものです。
ここでは、株式取引でのサヤ取りの方法を紹介します。
上の図は、ホンダとトヨタ自動車の株価をチャートに表示したものです。株価は異なりますが、ほとんど同じような値動きをしていることがわかります。
2月6日の週に、ホンダを信用取引により1000株売って、同じ日にトヨタ自動車を1000株買ったとします。上の図の青色の四角で囲んだ部分です。
上の表は、ホンダとトヨタ自動車のその後の値動きです。
上の表の4月16日の週には、ホンダは2866円に値上がりして、トヨタ自動車も3295円に値上がりしています。この時点で決済をすると、収支は次のようになります。
▼ホンダ
(2770円-2866円)×1000株=-96000円
▼トヨタ自動車
(3295円-3060円)×1000株=235000円
収支の合計は139000円のプラスになります。なお、売買手数料などの諸経費がかかるため、利益はこの金額より少なくなります。
-96000円+235000円=139000円
サヤ取りのメリットは、同じような値動きをする2つの銘柄を売買することで、リスクを抑えることができるという点が挙げられます。一方、サヤ取りのデメリットは、信用取引を行うため期限までに決済をしなければならないという点が挙げられます。期限までにプラスにならない場合もあるため、その時は損切りすることになります。また、サヤ取りは僅かな価格差を狙うため、相場に張り付いていなければなりません。
株式の投資基準とされる固定長期適合率とは
株式の投資基準とされる固定長期適合率とは、企業の固定資産の株主資本と固定負債に対する割合をパーセンテージで表したものです。
固定長期適合率は、固定資産が株主資本と固定負債の合計額以下かどうかを調べるための指標です。固定負債は借入金ですが、返済日まで時間があるため企業の資金繰りに影響しないという考えから株主資本と合わせて計算します。
固定長期適合率は、次の計算式で求めることができます。
固定長期適合率=固定資産÷(株主資本+固定負債)×100
固定長期適合率は、固定比率と同様に、数値が100%未満であれば財務面では安全性の高い企業であると判断することができます。
固定長期適合率は、企業の貸借対照表から算出できます。
上の貸借対照表では、固定資産が1373023百万円、株主資本が848333百万円、固定負債が695920百万円になっています。固定長期適合率、次の計算式で求めることができます。
固定長期適合率=1373023百万円÷(848333百万円+695920百万円)×100≒88.91%
固定長期適合率は、固定資産が株主資本と固定負債の合計額以下かどうかを調べるための指標です。固定負債は借入金ですが、返済日まで時間があるため企業の資金繰りに影響しないという考えから株主資本と合わせて計算します。
固定長期適合率は、次の計算式で求めることができます。
固定長期適合率=固定資産÷(株主資本+固定負債)×100
固定長期適合率は、固定比率と同様に、数値が100%未満であれば財務面では安全性の高い企業であると判断することができます。
固定長期適合率は、企業の貸借対照表から算出できます。
上の貸借対照表では、固定資産が1373023百万円、株主資本が848333百万円、固定負債が695920百万円になっています。固定長期適合率、次の計算式で求めることができます。
固定長期適合率=1373023百万円÷(848333百万円+695920百万円)×100≒88.91%
株式の投資基準とされるBPSとは
株式の投資基準とされるBPS(Book-value Per Share)とは、1株あたり純資産のことです。
BPSは、次の計算式で求めることができます。
BPS=純資産÷発行済み株式数
BPSは、企業の解散時に株主に分配されるべき金額とされ、企業の解散価値を示したものです。
BPSの数値が大きいほど純資産が大きいことになり、安定した資産を保有していることになります。
BPS、純資産、発行済み株式数は、企業の決算報告書に記載されています。
上の決算報告書に記載されているBPS(962.41円)の算出方法は次の通りです。
BPSでの発行済み株式数は、自己株式を含まない数なので、「期末発行済株式数(自己株式を含む)」から「期末自己株式数」を差し引きます。
1811428430-9128871=1802299559
純資産は、百万円単位なので、1円単位に直します。
1734546百万円=1734546000000円
よって、BPSは次の計算式で求めることができます。
BPS=1734546000000÷1802299559≒962.41
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち、BPSが1000円以上の銘柄の一覧です。
BPSは、次の計算式で求めることができます。
BPS=純資産÷発行済み株式数
BPSは、企業の解散時に株主に分配されるべき金額とされ、企業の解散価値を示したものです。
BPSの数値が大きいほど純資産が大きいことになり、安定した資産を保有していることになります。
BPS、純資産、発行済み株式数は、企業の決算報告書に記載されています。
上の決算報告書に記載されているBPS(962.41円)の算出方法は次の通りです。
BPSでの発行済み株式数は、自己株式を含まない数なので、「期末発行済株式数(自己株式を含む)」から「期末自己株式数」を差し引きます。
1811428430-9128871=1802299559
純資産は、百万円単位なので、1円単位に直します。
1734546百万円=1734546000000円
よって、BPSは次の計算式で求めることができます。
BPS=1734546000000÷1802299559≒962.41
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち、BPSが1000円以上の銘柄の一覧です。
コード | 銘柄 | BPS |
---|---|---|
9022 | JR東海 | 638717.7 |
9433 | KDDI | 540008.2 |
1605 | 国際帝石 | 533784.5 |
9613 | NTTデータ | 216107.6 |
2914 | JT | 202039.2 |
8750 | 第一生命 | 104001.9 |
9412 | スカパーJ | 53676.6 |
6971 | 京セラ | 6650.0 |
6954 | ファナック | 4575.4 |
9020 | JR東日本 | 4074.5 |
3893 | 日本紙 | 3894.6 |
9432 | NTT | 3843.1 |
8316 | 三井住友 | 3317.4 |
8766 | 東京海上 | 3265.1 |
4901 | 富士フイルム | 3172.8 |
9021 | JR西日本 | 3037.1 |
9735 | セコム | 2601.2 |
6762 | TDK | 2593.2 |
9983 | ファーストリテイ | 2449.9 |
8725 | MS&AD | 2152.2 |
7203 | トヨタ | 2091.7 |
8035 | 東エレク | 2090.8 |
6902 | デンソー | 1975.2 |
4502 | 武田 | 1901.3 |
4324 | 電通 | 1858.7 |
4523 | エーザイ | 1851.2 |
6758 | ソニー | 1810.1 |
5901 | 洋カン | 1789.3 |
9502 | 中部電 | 1774.6 |
8253 | クレセゾン | 1755.5 |
4503 | アステラス薬 | 1708.9 |
4063 | 信越化 | 1575.7 |
3382 | 7&I-HD | 1568.3 |
5108 | ブリヂストン | 1475.4 |
7751 | キヤノン | 1437.3 |
9503 | 関西電 | 1324.0 |
9766 | コナミ | 1268.7 |
4507 | 塩野義 | 1265.4 |
6767 | ミツミ | 1256.4 |
7269 | スズキ | 1253.6 |
8058 | 三菱商 | 1228.8 |
6367 | ダイキン | 1167.7 |
3099 | ミツコシイセタン | 1154.4 |
8015 | 豊通商 | 1134.7 |
9301 | 三菱倉 | 1133.4 |
2502 | アサヒ | 1119.0 |
4568 | 第一三共 | 1104.2 |
8355 | 静岡銀 | 1097.6 |
7912 | 大日印 | 1009.6 |
7911 | 凸版印 | 1005.6 |
株式の投資基準とされるPBRとは
株式の投資基準とされるPBR(Price Book-value Ratio)とは、時価総額が株主資本の何倍かを示す指標のことで、株価純資産倍率とも呼ばれています。
PBRは、次の計算式で求めることができます。
PBR=株価÷1株あたり純資産(BPS)
BPSは、企業の解散時に株主に分配されるべき金額とされ、企業の解散価値を示したものです。よって、PBRが1倍未満の場合は企業の解散価値を下回る株価であり、割安株と判断することができます。しかし、赤字決算を出しそうな銘柄でもPBRは低いことがあり、そのような銘柄は割安株とはいえません。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち、PBRが1倍未満の銘柄の一覧です。
PBRは、次の計算式で求めることができます。
PBR=株価÷1株あたり純資産(BPS)
BPSは、企業の解散時に株主に分配されるべき金額とされ、企業の解散価値を示したものです。よって、PBRが1倍未満の場合は企業の解散価値を下回る株価であり、割安株と判断することができます。しかし、赤字決算を出しそうな銘柄でもPBRは低いことがあり、そのような銘柄は割安株とはいえません。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち、PBRが1倍未満の銘柄の一覧です。
コード | 銘柄 | PBR |
---|---|---|
1605 | 国際帝石 | 0.84倍 |
1801 | 大成建 | 0.87倍 |
1802 | 大林組 | 0.77倍 |
1803 | 清水建 | 0.81倍 |
1928 | 積水ハウス | 0.74倍 |
2002 | 日清粉G | 0.96倍 |
2501 | サッポロHD | 0.74倍 |
2503 | キリンHD | 0.97倍 |
2768 | 双日 | 0.44倍 |
3086 | Jフロント | 0.73倍 |
3099 | ミツコシイセタン | 0.71倍 |
3101 | 東洋紡 | 0.64倍 |
3103 | ユニチカ | 0.77倍 |
3105 | 日清紡HD | 0.75倍 |
3861 | 王子製紙 | 0.87倍 |
3864 | 三菱紙 | 0.64倍 |
3865 | 北越紀州 | 0.63倍 |
3893 | 日本紙 | 0.32倍 |
4004 | 昭電工 | 0.97倍 |
4041 | 日曹達 | 0.70倍 |
4061 | 電化 | 0.97倍 |
4183 | 三井化学 | 0.73倍 |
4506 | 大日住薬 | 0.84倍 |
4507 | 塩野義 | 0.87倍 |
4901 | 富士フイルム | 0.50倍 |
5002 | 昭和シェル | 0.86倍 |
5020 | JX | 0.81倍 |
5214 | 日電硝 | 0.57倍 |
5232 | 住阪セメ | 0.90倍 |
5301 | 東海カ | 0.88倍 |
5401 | 新日鉄 | 0.99倍 |
5407 | 日新鋼 | 0.61倍 |
5541 | 大平金 | 0.63倍 |
5701 | 日軽金 | 0.77倍 |
5707 | 東邦鉛 | 0.71倍 |
5711 | 三菱マ | 0.90倍 |
5715 | 古河機 | 0.69倍 |
5803 | フジクラ | 0.63倍 |
5901 | 洋カン | 0.55倍 |
6113 | アマダ | 0.54倍 |
6361 | 荏原 | 0.74倍 |
6472 | NTN | 0.81倍 |
6473 | ジェイテクト | 0.94倍 |
6504 | 富士電機 | 0.94倍 |
6701 | NEC | 0.64倍 |
6752 | パナソニック | 0.93倍 |
6753 | シャープ | 0.81倍 |
6758 | ソニー | 0.64倍 |
6767 | ミツミ | 0.46倍 |
6773 | パイオニア | 0.80倍 |
6952 | カシオ | 0.98倍 |
7003 | 三井造 | 0.64倍 |
7011 | 三菱重 | 0.94倍 |
7261 | マツダ | 0.63倍 |
7752 | リコー | 0.83倍 |
7911 | 凸版印 | 0.55倍 |
7912 | 大日印 | 0.68倍 |
7951 | ヤマハ | 0.97倍 |
8233 | 高島屋 | 0.80倍 |
8252 | 丸井G | 0.68倍 |
8253 | クレセゾン | 0.91倍 |
8270 | ユニー | 0.89倍 |
8303 | 新生銀 | 0.38倍 |
8304 | あおぞら | 0.69倍 |
8306 | 三菱UFJ | 0.63倍 |
8309 | 三住トラスト | 0.57倍 |
8316 | 三井住友 | 0.78倍 |
8331 | 千葉銀 | 0.64倍 |
8332 | 横浜銀 | 0.61倍 |
8354 | ふくおか | 0.38倍 |
8355 | 静岡銀 | 0.72倍 |
8411 | みずほ | 0.73倍 |
8601 | 大和証G | 0.58倍 |
8604 | 野村HD | 0.61倍 |
8725 | MS&AD | 0.63倍 |
8750 | 第一生命 | 0.89倍 |
8766 | 東京海上 | 0.62倍 |
8803 | 平和不 | 0.47倍 |
8804 | 東建物 | 0.68倍 |
9062 | 日通 | 0.98倍 |
9101 | 郵船 | 0.79倍 |
9104 | 商船三井 | 0.62倍 |
9107 | 川崎船 | 0.73倍 |
9301 | 三菱倉 | 0.70倍 |
9412 | スカパーJ | 0.63倍 |
9501 | 東電 | 0.52倍 |
9502 | 中部電 | 0.69倍 |
9503 | 関西電 | 0.74倍 |
9681 | ドーム | 0.84倍 |
株式の株価水準による分類
株式市場に上場している銘柄を分類する方法の1つに、株価水準が挙げられます。株価水準では、株価の高い、安いによって銘柄を分類します。
一般的に株価水準では、次のように分類します。
▼値がさ株(値嵩株)
値がさ株は、1株あたりの株価が比較的高い銘柄のことです。値がさ株に定義はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が3,000円以上の銘柄を値がさ株ということが多いようです。値がさ株は、精密機器や製薬会社など、技術力の高い銘柄が多い点が特徴です。また、株価収益率が高く、配当などの株主還元を行う銘柄も多いようです。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち値嵩株の一覧です。
▼中位株
中位株は、1株あたりの株価が値がさ株よりも低く低位株よりも高い銘柄のことです。中位株に定義はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が500円以上3,000円未満の銘柄を中位株ということが多いようです。中位株も値がさ株と同様に株価収益率が高く、配当などの株主還元を行う銘柄が多いのが特徴です。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち中位株の一覧です。
▼低位株
低位株は、1株あたりの株価が中位株よりも低く超低位株よりも高い銘柄のことです。低位株に定義はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が100円以上500円未満の銘柄を低位株ということが多いようです。低位株は財務内容に何らかの問題があり、相場からの関心が薄い銘柄などが多いことが特徴です。しかし、中には財務内容が大幅に改善されて株価が急騰する銘柄も含まれています。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち低位株の一覧です。
▼超低位株
超低位株は、1株あたりの株価が低位株よりも低い銘柄のことです。超低位株に定義はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が100円未満の銘柄を超低位株ということが多いようです。超低位株には、大きな赤字を出したりするなど財務内容に問題のある銘柄が含まれています。株式を安価で購入できるというメリットがありますが、財務内容の確認は必要でしょう。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち超低位株の一覧です。
一般的に株価水準では、次のように分類します。
- 値がさ株(値嵩株)
- 中位株
- 低位株
- 超低位株
▼値がさ株(値嵩株)
値がさ株は、1株あたりの株価が比較的高い銘柄のことです。値がさ株に定義はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が3,000円以上の銘柄を値がさ株ということが多いようです。値がさ株は、精密機器や製薬会社など、技術力の高い銘柄が多い点が特徴です。また、株価収益率が高く、配当などの株主還元を行う銘柄も多いようです。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち値嵩株の一覧です。
コード | 銘柄 | 株価 |
---|---|---|
7203 | トヨタ | 3080 |
9021 | JR西日本 | 3120 |
7751 | キヤノン | 3170 |
4543 | テルモ | 3215 |
4503 | アステラス | 3315 |
4523 | エーザイ | 3330 |
6762 | TDK | 3385 |
2269 | 明治HD | 3450 |
9735 | セコム | 3450 |
4502 | 武田 | 3495 |
9432 | NTT | 3525 |
8035 | 東エレク | 3765 |
4063 | 信越化 | 4325 |
9020 | JR東日本 | 4750 |
6971 | 京セラ | 6700 |
6954 | ファナック | 12620 |
9983 | ファストリ | 15310 |
4689 | ヤフー | 24870 |
9412 | スカパーJ | 33000 |
8750 | 第一生命 | 90600 |
9437 | NTTドコモ | 127800 |
9613 | NTTデータ | 229200 |
1605 | 国際石開帝石 | 434500 |
2914 | JT | 435500 |
9433 | KDDI | 505000 |
9022 | JR東海 | 617000 |
▼中位株
中位株は、1株あたりの株価が値がさ株よりも低く低位株よりも高い銘柄のことです。中位株に定義はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が500円以上3,000円未満の銘柄を中位株ということが多いようです。中位株も値がさ株と同様に株価収益率が高く、配当などの株主還元を行う銘柄が多いのが特徴です。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち中位株の一覧です。
コード | 銘柄 | 株価 |
---|---|---|
7911 | 凸版 | 501 |
8002 | 丸紅 | 517 |
3402 | 東レ | 529 |
6103 | オークマ | 533 |
9008 | 京王 | 545 |
5201 | 旭硝子 | 554 |
5332 | TOTO | 558 |
6770 | アルプス | 560 |
7205 | 日野自 | 560 |
6767 | ミツミ | 565 |
8252 | 丸井G | 570 |
8233 | 高島屋 | 575 |
5101 | 浜ゴム | 578 |
7735 | スクリン | 589 |
6506 | 安川電 | 606 |
4902 | コニカミノル | 608 |
3105 | 日清紡HD | 611 |
7912 | 大日印 | 622 |
6503 | 三菱電 | 625 |
9009 | 京成 | 625 |
6752 | パナソニック | 632 |
7270 | 富士重 | 641 |
7752 | リコー | 655 |
6326 | クボタ | 696 |
1928 | 積ハウス | 706 |
4272 | 日化薬 | 714 |
7201 | 日産自 | 728 |
4021 | 日産化 | 735 |
9007 | 小田急 | 746 |
7951 | ヤマハ | 752 |
3436 | SUMCO | 770 |
6976 | 太陽誘電 | 775 |
8355 | 静岡銀 | 779 |
4506 | 大日本住友 | 782 |
6841 | 横河電 | 795 |
6473 | ジェイテクト | 796 |
9301 | 三菱倉 | 798 |
8001 | 伊藤忠 | 803 |
3099 | 三越伊勢丹 | 806 |
4151 | 協和キリン | 808 |
8795 | T&D | 822 |
8270 | ユニー | 827 |
5333 | ガイシ | 853 |
1721 | コムシスHD | 884 |
2002 | 日清粉G | 887 |
5713 | 住友鉱 | 900 |
9503 | 関西電 | 922 |
5901 | 洋カン | 926 |
2801 | キッコマン | 930 |
2503 | キリンHD | 938 |
5802 | 住友電 | 948 |
6366 | 千代建 | 976 |
8267 | イオン | 980 |
2282 | 日ハム | 1019 |
3405 | クラレ | 1037 |
4507 | 塩野義 | 1047 |
1925 | ハウス | 1053 |
8053 | 住友商 | 1077 |
2802 | 味の素 | 1109 |
6758 | ソニー | 1135 |
8031 | 三井物 | 1142 |
6857 | アドテスト | 1181 |
4911 | 資生堂 | 1200 |
7733 | オリンパス | 1206 |
9502 | 中部電 | 1208 |
3893 | 日本紙 | 1230 |
9064 | ヤマトHD | 1237 |
8729 | SONYFH | 1250 |
9602 | 東宝 | 1291 |
4568 | 第一三共 | 1298 |
5411 | JFE | 1308 |
8725 | MS&AD | 1325 |
8802 | 菱地所 | 1338 |
8801 | 三井不 | 1434 |
4519 | 中外薬 | 1459 |
8015 | 豊田通商 | 1464 |
6305 | 日立建機 | 1481 |
4901 | 富士フイルム | 1493 |
8058 | 三菱商 | 1554 |
7269 | スズキ | 1593 |
8253 | クレセゾン | 1602 |
8630 | NKSJHD | 1617 |
2502 | アサヒ | 1664 |
5108 | ブリヂストン | 1774 |
9766 | コナミ | 1794 |
8830 | 住友不 | 1822 |
6301 | コマツ | 1866 |
8766 | 東京海上 | 1934 |
4452 | 花王 | 2077 |
6367 | ダイキン | 2094 |
1963 | 日揮 | 2205 |
4324 | 電通 | 2218 |
4704 | トレンド | 2248 |
3382 | セブン&アイ | 2264 |
7731 | ニコン | 2375 |
8316 | 三井住友FG | 2501 |
6902 | デンソー | 2541 |
7267 | ホンダ | 2661 |
9984 | ソフトバンク | 2761 |
▼低位株
低位株は、1株あたりの株価が中位株よりも低く超低位株よりも高い銘柄のことです。低位株に定義はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が100円以上500円未満の銘柄を低位株ということが多いようです。低位株は財務内容に何らかの問題があり、相場からの関心が薄い銘柄などが多いことが特徴です。しかし、中には財務内容が大幅に改善されて株価が急騰する銘柄も含まれています。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち低位株の一覧です。
コード | 銘柄 | 株価 |
---|---|---|
7261 | マツダ | 104 |
3101 | 東洋紡 | 105 |
5407 | 日新鋼 | 106 |
7003 | 三井造 | 111 |
1334 | マルハニチロ | 120 |
6701 | NEC | 123 |
2768 | 双日 | 126 |
8411 | みずほFG | 127 |
5405 | 住金 | 128 |
6703 | OKI | 129 |
9107 | 川崎汽 | 154 |
4004 | 昭電工 | 159 |
9501 | 東電 | 166 |
7013 | IHI | 168 |
5233 | 太平洋セメ | 171 |
8304 | あおぞら銀 | 175 |
8803 | 平和不 | 176 |
5401 | 新日鉄 | 177 |
5706 | 三井金 | 177 |
4208 | 宇部興 | 178 |
5801 | 古河電 | 185 |
6504 | 富士電機 | 187 |
4183 | 三井化学 | 197 |
1801 | 大成建 | 201 |
1812 | 鹿島 | 209 |
9101 | 郵船 | 209 |
7012 | 川重 | 212 |
4042 | 東ソー | 213 |
1332 | 日水 | 216 |
5711 | 三菱マ | 223 |
8309 | 三井住友トラ | 225 |
9202 | ANA | 230 |
5803 | フジクラ | 233 |
9681 | 東京ドーム | 238 |
3110 | 日東紡 | 245 |
2501 | サッポロHD | 249 |
4005 | 住友化 | 250 |
3401 | 帝人 | 254 |
5232 | 住友大阪 | 254 |
6472 | NTN | 254 |
1803 | 清水建 | 260 |
6508 | 明電舎 | 278 |
8604 | 野村 | 281 |
9104 | 商船三井 | 281 |
8804 | 東建物 | 284 |
4061 | 電化 | 285 |
8601 | 大和 | 285 |
3861 | 王子紙 | 290 |
6361 | 荏原 | 291 |
8354 | ふくおかFG | 292 |
6502 | 東芝 | 297 |
5707 | 東邦鉛 | 298 |
6773 | パイオニア | 303 |
4041 | 日曹達 | 310 |
8308 | りそなHD | 312 |
7011 | 三菱重 | 313 |
9062 | 日通 | 314 |
9532 | 大ガス | 318 |
5541 | 大平金 | 325 |
1802 | 大林組 | 326 |
6302 | 住友重 | 334 |
6479 | ミネベア | 339 |
5301 | 東海カ | 341 |
9005 | 東急 | 349 |
8332 | 横浜銀 | 350 |
6674 | GSユアサ | 356 |
4188 | 三菱ケミHD | 357 |
8306 | 三菱UFJ | 364 |
8815 | 東急不 | 373 |
6702 | 富士通 | 376 |
2871 | ニチレイ | 379 |
3086 | Jフロント | 386 |
9531 | 東ガス | 386 |
9001 | 東武 | 392 |
5020 | JX | 405 |
7202 | いすゞ | 405 |
6753 | シャープ | 410 |
3865 | 北越紀州紙 | 411 |
3407 | 旭化成 | 420 |
5631 | 日製鋼 | 427 |
8628 | 松井 | 438 |
6113 | アマダ | 442 |
8331 | 千葉銀 | 450 |
7762 | シチズンHD | 457 |
6952 | カシオ | 471 |
6501 | 日立 | 473 |
5714 | DOWA | 477 |
2531 | 宝HLD | 486 |
5214 | 日電硝 | 486 |
5002 | 昭和シェル | 499 |
6471 | 日精工 | 499 |
▼超低位株
超低位株は、1株あたりの株価が低位株よりも低い銘柄のことです。超低位株に定義はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が100円未満の銘柄を超低位株ということが多いようです。超低位株には、大きな赤字を出したりするなど財務内容に問題のある銘柄が含まれています。株式を安価で購入できるというメリットがありますが、財務内容の確認は必要でしょう。
次の表は、2012年6月25日現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち超低位株の一覧です。
コード | 銘柄 | 株価 |
---|---|---|
3103 | ユニチカ | 42 |
5715 | 古河機金 | 67 |
3864 | 三菱紙 | 77 |
7211 | 三菱自 | 79 |
5202 | 板硝子 | 89 |
8303 | 新生銀 | 89 |
5406 | 神戸鋼 | 95 |
7004 | 日立造 | 95 |
5701 | 日軽金 | 98 |
株式の配当金や株主優待、新株を受け取るには
株主は、その企業の経済的な利益を受け取る権利を持っています。その中でもよく知られているのが配当金、株主優待、新株です。
株式の配当金や株主優待、新株を受け取るには、企業の決めた配当基準日に株主として登録されていることが条件になります。配当基準日は企業の決済日であることが多いようですが、企業によっては違う日の場合もあるので確認する必要があります。配当基準日は、権利確定日ともいいます。
配当基準日に株主として登録されるには、3営業日前の時点で株主であること(株式を保有していること)が条件になります。配当基準日に証券会社から株式を買っても配当金や株主優待、新株を受け取ることはできません。
例えば、配当基準日が3月31日の場合、配当金や株主優待、新株を受け取るには3月28日の時点で株式を保有していなければなりません。土曜日や日曜日をまたぐ場合には、その日はカウントしません。3月28日が土曜日で3月29日が日曜日なら、配当金や株主優待、新株を受け取るには3月26日の時点で株式を保有していなければなりません。
なお、権利のなくなった初日(配当基準日の2営業日前)を「権利落ち日」といいます。
次の表は、配当基準日が3月31日(火曜日)の場合の権利の有無を表したものです。
3月25日に株式を買って翌26日まで売らなければ権利は生じます。しかし、3月25日に株式を買って翌26日に売った場合には権利は消滅します。3月27日以降に株式を買っても権利は生じません。3月26日に株式を買って翌日に売っても権利は生じます。
- 配当金
- 企業の利益をお金で受け取ることができます。配当金は、会社の利益を株主の出資比率によって配分されます。企業の利益がない場合や、利益があっても企業の判断で配当金を受け取れないことがあります。
- 株主優待
- 商品券や割引券といったお金以外の物を受け取ることができます。株主優待は、その企業の商品が購入できる商品券であったり、施設の割引券であったりします。
- 新株
- 株式分割によって新たに株式を受け取ることができます。
株式の配当金や株主優待、新株を受け取るには、企業の決めた配当基準日に株主として登録されていることが条件になります。配当基準日は企業の決済日であることが多いようですが、企業によっては違う日の場合もあるので確認する必要があります。配当基準日は、権利確定日ともいいます。
配当基準日に株主として登録されるには、3営業日前の時点で株主であること(株式を保有していること)が条件になります。配当基準日に証券会社から株式を買っても配当金や株主優待、新株を受け取ることはできません。
例えば、配当基準日が3月31日の場合、配当金や株主優待、新株を受け取るには3月28日の時点で株式を保有していなければなりません。土曜日や日曜日をまたぐ場合には、その日はカウントしません。3月28日が土曜日で3月29日が日曜日なら、配当金や株主優待、新株を受け取るには3月26日の時点で株式を保有していなければなりません。
なお、権利のなくなった初日(配当基準日の2営業日前)を「権利落ち日」といいます。
次の表は、配当基準日が3月31日(火曜日)の場合の権利の有無を表したものです。
日付 | 内容 | 権利 |
---|---|---|
3月26日(木) | 配当基準日の3営業日前 | あり |
3月27日(金) | 配当基準日の2営業日前(権利落ち日) | なし |
3月28日(土) | なし | |
3月29日(日) | なし | |
3月30日(月) | 配当基準日の1営業日前 | なし |
3月31日(火) | 配当基準日 (権利確定日) | なし |
3月25日に株式を買って翌26日まで売らなければ権利は生じます。しかし、3月25日に株式を買って翌26日に売った場合には権利は消滅します。3月27日以降に株式を買っても権利は生じません。3月26日に株式を買って翌日に売っても権利は生じます。
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