2012年8月16日木曜日

FXやCFDのTSIとは

FXやCFDのTSI(True Strength Index、ツゥルーストレングスインデックス)とは、モメンタムと2つのEMA(Exponential Moving Average、指数平滑移動平均線)により算出したテクニカル指標のことです。

TSIでは、相場の売られ過ぎや買われ過ぎを判断するために用いられます。


上の図は、フランスのHermes(エルメス)社の株価チャートにTSIを描画したものです。株価の上昇とともにTSIの値が上昇し、株価の下降とともにTSIの値が下降していることがわかります。

TSIの売買のエントリーポイントについて、TSIの値が25以上になった地点が売りのエントリーポイントになります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。また、TSIの値が-25以下になった地点が買いのエントリーポイントになります。上の図の青色の丸で囲んだ部分になります。これらは逆張りを用いた場合になります。

TSIで順張りを用いた場合のエントリーポイントは、TSIの値が0を交差した地点になります。


上の図は、日経平均株価(日経225)のチャートにTSIを描画したものです。

TSIで順張りを用いる場合、TSIの値がマイナスからプラスへ転換した地点が買いのエントリーポイントになります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。また、TSIの値がプラスからマイナスへ転換した地点が売りのエントリーポイントになります。上の図の青色の丸で囲んだ部分になります。