2012年5月13日日曜日

FXのデイトレードとは

FX(外国為替証拠金取引)のデイトレードとは、1日のうちに何回も取引を繰り返し、その日のうちに取引を終える手法のことです。デイトレードは「日計り取引」ともいわれています。デイトレードの1回の取引は10分から半日程度であることが多く、目先の損益を優先し少しの利益、損失で決済します。

デイトレードでは、チャート分析ソフトを用いて為替レートの予測をする際には、日足や60分足などを用います。

デイトレードでは、順張り、逆張りの両方が用いられます。これらは投資スタイルによって異なります。順張りの場合には、上昇トレンドであればロングポジションを取り、下降トレンドであればショートポジションを取ります。逆張りの場合には、上昇トレンドであればショートポジションを取り、下降トレンドであればロングポジションを取ります。

▼デイトレードのメリット
  • 利益幅がスキャルピングよりも大きい。
  • 値動きを見張るのでリスクが低い。
  • ポジションの取るタイミングに余裕がある。
  • 通貨レートの金利差によるスワップが受け取れない。
  • 保有時間が短いので経済指標の発表などによる為替レートの大きな変動に影響されにくい。
  • 資金の回転率が比較的よいので利益率がその分、高くなる。

▼デイトレードのデメリット
  • 利益幅がスイングトレード、ポジショントレードよりも小さい。

  • 売買手数料がかさむ。

  • すぐに損切をするので、利益を取り損ねる可能性がある。

  • 値動きを見張っているので他の作業ができない。