2012年5月13日日曜日

FXのポジショントレードとは

FX(外国為替証拠金取引)のポジショントレードとは、数週間から数か月の期間に売買を繰り返す手法のことです。ポジショントレードでは目先の損益で決済することはなく、ある程度の損失が発生しても何もしないか、あるいは、ナンピンにて対応するのが一般的です。一方、利益が発生した場合にはトレールを用いて、利益が出ている間は利益幅を伸ばしていきます。

ポジショントレードでは、チャート分析ソフトを用いて為替レートの予測をする際には、日足や週足などを用います。

ポジショントレードでは、順張り、逆張りの両方が用いられます。これらは投資スタイルによって異なります。順張りの場合には、上昇トレンドであればロングポジションを取り、下降トレンドであればショートポジションを取ります。逆張りの場合には、上昇トレンドであればショートポジションを取り、下降トレンドであればロングポジションを取ります。

▼ポジショントレードのメリット
  • 利益幅がスキャルピングやデイトレードスイングトレードよりも大きい。
  • 値動きを見張る必要がない。
  • ポジションの取るタイミングに余裕がある。
  • 売買手数料がかさまない。
  • 通貨レートの金利差によるスワップが受け取れる場合があり、為替レートによる損失が発生してもスワップでの補てんが期待できる。

▼ポジショントレードのデメリット
  • 損失幅がスキャルピングやデイトレードスイングトレードよりも大きい。

  • 値動きを見張らないのでリスクが高い。

  • 通貨レートの金利差によるスワップを支払わなければならない場合がある。

  • 決済のタイミングを誤ると長期保有(塩漬け)になる可能性がある。