2012年6月28日木曜日

株式の投資基準とされる売上高純利益率とは

株式の投資基準とされる売上高純利益率とは、企業の売上高の純利益の割合をパーセンテージで表したものです。

売上高純利益率は、次の計算式で求めることができます。

売上高純利益率=純利益÷売上高×100

売上高純利益率は、企業の収益力を判断するための指標として用いられています。売上高純利益率は、同業他社の売上高純利益率の値と比較することで株価の割安、割高を判断することができます。

売上高純利益率は、企業の決算短信などから算出することができます。なお、売上高純利益率で用いる純利益と売上高は、個別業績予想を用います。



企業の発表する個別業績予想の純利益と売上高が上の図のようになっている場合、売上高純利益率は次の計算式で求めることができます。

売上高純利益率=1500百万円÷5500百万円×100≒27.27%

次の表は、2012年6月現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうち売上高純利益率が20%以上の銘柄の一覧です。

コード銘柄売上高純利益率
2002日清粉G64.58%
3086Jフロント87.50%
5715古河機27.27%
8308りそなHD96.71%
8355静岡銀22.60%
8628松井証30.00%
8766東京海上86.00%
9432NTT63.97%