2012年8月8日水曜日

FXやCFDの価格オシレータとは

価格オシレータとは、2本の移動平均のうち、短期移動平均の長期移動平均に対する割合をパーセンテージで表したものです。価格オシレータは、パーセンテージ・プライス・オシレータ(PPO)ともいいます。

価格オシレータの値が0の場合は、短期移動平均と長期移動平均の値が同じことになります。また、価格オシレータの値が0より大きい場合には、短期移動平均が長期移動平均を上回っていることになります。一方、価格オシレータの値が0より小さい場合には、短期移動平均が長期移動平均を下回っていることになります。

FXやCFDにおいて価格オシレータの売買のエントリーポイントは、価格オシレータの値が0を割り込んだ時と0を上回った時になります。

価格オシレータの値が0を割り込んだ時は、順張りならば下降トレンドトレンドの始まりと判断できるので売りのエントリーポイントになります。一方、逆張りならば買いのエントリーポイントになります。

価格オシレータの値が0を上回った時は、順張りならば上昇トレンドトレンドの始まりと判断できるので買いのエントリーポイントになります。一方、逆張りならば売りのエントリーポイントになります。

下の図は、EUR/USDのチャートに価格オシレータを表示したものです。青色の丸で囲んだ部分が価格オシレータの値が0を割り込んだ地点です。また、赤色の丸で囲んだ部分が価格オシレータの値が0を上回った地点です。


下の図は、S&P500株価指数のチャートに価格オシレータを表示したものです。青色の丸で囲んだ部分が価格オシレータの値が0を割り込んだ地点です。また、赤色の丸で囲んだ部分が価格オシレータの値が0を上回った地点です。