2012年5月6日日曜日

テクニカル分析でバイナリーオプションの予想をするには

テクニカル分析でバイナリーオプションの予想をするには、テクニカル指標によりその先の値動きを予測します。ここでは、いくつかのテクニカル指標と予想の仕方を紹介します。

▼EMA(Exponential Moving Average)
EMAは、移動平均線の1種で指数移動平均とも呼ばれています。下の図では黄色い線がEMAです。
EMAとローソク足が交差した所がトレンドの転換点とされます。下の図の左側と右側の赤い丸の部分はローソク足がEMAの線を上から下に突き抜けて、下降トレンドに入っています。また、真ん中の赤い丸の部分はローソク足がEMAの線を下から上に突き抜けて、上昇トレンドに入っています。

▼MACD(Moving Average Convergence Divergence)
MACDは、相場のトレンドを判断する時に用いられるテクニカル指標です。
下の図の赤い丸の部分がトレンドの転換点です。

▼ストキャスティクス(Stochastics)
ストキャスティクスは、現在の価格が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断する時に用いられるテクニカル指標です。
下の図の下側の20以下の黄色い丸の部分が売られすぎで、80以上の黄色い丸の部分が買われすぎとされます。

▼ボリンジャーバンド(Bollinger Band)
ボリンジャーバンドは、価格が移動平均線に収束することを前提としたものです。3本の赤い線のうち上側の赤い線より上にはみ出したローソク足は、真ん中の赤い線に収束するとしています。よってこの時点で価格は高値圏にあるとされます。また、3本の赤い線のうち下側の赤い線より下にはみ出したローソク足は、真ん中の赤い線に収束するとしています。よってこの時点で価格は安値圏にあるとされます。

▼平均足
平均足は、ローソク足を応用したチャートです。平均足の始値は、1本前の始値と1本前の終値の平均値になります。そして、平均足の終値は、始値と高値、安値、終値の平均値になります。下の図では、平均足の陽線が赤色、陰線が白色で表示されていて、ローソク足と比べると色の変化した所でトレンドが転換していることがわかります。

※平均足

※ローソク足