2012年8月2日木曜日

MT4でのCFDやFXの異常データを修正するには

MT4(Meta Trader 4)でチャートを表示した時に、異常データがあるためにチャートが正しく表示されない場合があります。

例えば次のようなチャートは異常データによるものです。日経平均株価(日経225)のデータが8600円前後で推移しているのが、2か所が100倍の価格になっています。下の図の赤色の四角で囲んだ部分です。


ここでは、MT4(Meta Trader 4)のCFDやFXの異常データを修正する方法を紹介します。

まず、異常データが見つかったらメニューの「ツール」から「History Center」を選びます。

ヒストリー・センターの画面が表示されますので、左側の通貨ペアのリストから異常データの見つかった銘柄を選び、異常データの表示された時間足をダブルクリックします。ここでは、銘柄は「Nikkei_225」、時間足は「Daily(D1)」を選んでいます。


ヒストリー・センターの右側のDatabaseに日時と4本値、出来高が表示されます。その中から異常データを探し出します。


異常データの行をダブルクリックしてデータを編集します。


データの編集が終わったらOKのボタンをクリックします。


データが修正されていることを確認したら「閉じる」のボタンをクリックします。


次に、いったんチャート表示画面を閉じて、再度チャートを表示します。すると、データの修正されたチャートが表示されます。


なお、メニューの「チャート」から「更新」を選んでデータの更新を行った場合には、修正したデータが消えてしまいますので注意してください。