2012年8月25日土曜日

株式やFX、CFDの三角方式とは

株式やFX、CFDの三角方式とは、相場のトレンドから目標価格を予測する手法のことです。

三角方式では、上昇トレンドの終了が確認されて下降トレンドへ転換した時点での下値目標価格を予測します。あるいは、下降トレンドの終了が確認されて上昇トレンドへ転換した時点での上値目標価格を予測します。よって、トレンドが継続している間は三角方式が使用できません。


三角方式はまず、トレンドの起点と終点を直線で結びます。これを陰陽中心線といいます。上の図の赤色の線、および、青色の線が陰陽中心線です。

次に、陰陽中心線の終点から45度の方向へ前途支持中心線を引きます。前途支持中心線は、下降トレンドの場合には上へ、上昇トレンドの場合には下へ引きます。上の図の赤色の点線、および、青色の点線が前途支持中心線です。

そして、前途支持中心線から陰陽中心線まで30度の方向へチャートポイントを通るように直線を引きます。上の図のオレンジ色の線、および、水色の線です。チャートポイントは、上の図では赤色の丸印、および、青色の丸印です。ちなみにチャートポイントの数は、チャートの形によって異なりますが、チャートポイントの数だけ直線を引きます。

前途支持中心線とオレンジ色の線、あるいは、水色の線との交点が目標価格になります。

下降トレンドから上昇トレンドへ転換した場合の目標価格は、価格の安い方から第1目標価格、第2目標価格になります。また、上昇トレンドから下降トレンドへ転換した場合の目標価格は、価格の高い方から第1目標価格、第2目標価格になります。